ボールを使った小脳ワークで劇的に症状が良くなった患者様(2025/3/8)

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質問者:上村将太郎さん

こんばんは
7期生の上村です。作業療法士で整形外科に勤めています。
芯の巻で習ったボールを使った小脳ワークで劇的に症状が良くなった患者様を共有させていただきます。

【診断名】
進行性核上性麻痺 60代 男性 
脳の神経細胞が減少する進行性の病気

【症状】
深くかがめず、かがむと膝痛 
肩痛があまり上がらない
足がすくんで前に出ない 

この患者様に座位で、ボールを上下左右に投げてもらいキャッチして貰いました。
しっかりボールをみてもらって、落とさず10回連続でできるまで行いました。
時間にして3分ぐらいです。

スムーズに出来るようになったので、立って歩いてもらったら、足がすくむ事なく歩け、痛みなくしゃがめ、肩も上がるようになり、
『えっ!!何でこんなに変わったの。何年も痛くて注射にも通ってたのに。』
と驚き感動されていました。

脳神経の病気の方でも、3分で劇的に変化をもたらす、体芯力でカバーできる領域の広さを感じています。

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