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質問者:永野 眞治さん
※これは質問ではありません。雑学の類です。
人間には、体内に肺という臓器があってその肺によって呼吸が成されている(生命維持が出来ている)ということは、誰もが知っていることです。
そして、その肺の位置も(上半身上部の)胸部といわれる場所に左右に2つあるということもわかっています。
それは、多くの人は、レントゲン撮影で自分の胸部(肺)の画像を見るということを小学生の時から経験しているからですが、そのレントゲンの画像が呼吸というものに規制(制限)を掛けていることがあるのです。
レントゲン写真というものは平面で見るので、正面から見た肺の大きさは大体わかるのですが、奥行きに関してはあまり分かりません。
実は、肺という臓器には結構な奥行きがあります。下の肺の断面図を見ていただくと分かるように、正面(写真上側)から見た横幅よりも奥行きの方が長くなっています。
このような事実を知るだけで、誰もが(それ以前に比べて)かなりたくさんの息が吸えるようになります。「今まで以上に息が吸えている!」という実感があるので、当然今まで以上に吐けるようにもなります。
このようなことは、いわゆる「脳の中でのマッピングが変わった」ということだと思います✨
いままでの捉え方とは違い、肺という臓器にはかなりの奥行きがあるということが分かるだけで、呼吸を劇的に変えることが可能になります🤗

※2024/10/20追記
【呼吸の質を上げる方法】(続編)
昨日は、肺には結構な奥行きがあるということをお伝えさせて頂きましたが、もう一つお勧めの方法があります☝️
それは、実際に手で触れてマッピングを鮮明にする方法です。と言っても肺には直に触れることは出来ませんので、肺が入っている肋骨の縁を指で触って肺の大きさをイメージするやり方です。
呼吸(法)に入る前に手の指で肋骨の輪郭を確認します。右側ならば、左手(の人差し指~薬指の3本)を使います。
鎖骨の内側(胸鎖関節)からスタートして胸骨の外側(肋骨よりの際を上から下へ)~肋骨の斜め下に下がっていくライン~肋骨の外側を下から上に~鎖骨の外側~鎖骨の内側という順番で触れていきます。
そうすると、肋骨の外周は片側だけでもかなりの長さがあると感じるはずです。(目を閉じてやる方がより敏感に感じられると思います)
その肋骨の大きさが、ほぼ肺の大きさなので、肺というものが思いのほか大きい臓器だと思えるはずです。(左側は、右手の指を使って同じ様に肋骨の外周に触れて肺の大きさを実感します)
その感覚と昨日お伝えした肺には結構な奥行きがあるということを合わせて呼吸を行なうと、その大きさ(容積)をより鮮明にイメージできることに加えて、
「呼吸」というシンプルなことにかなりの「畏敬の念」を持って行える(生命維持に欠かせない呼吸を担っている肺がしっかり肋骨で守られているということに、人間の体は本当によく出来ていると思える)ようになります✨
このようなことを思いながら、自分の体や肺に感謝の気持ちを向けて息の出し入れをすると、本当の意味で質の高い呼吸が自然にできる様になります。
このような感覚で呼吸が出来るようになると、体調は快方に向かうしかなくなりますヨ🤗

