共有:田代さん
最後に笑ってしまったひどい指導者ですが、被験者の特性により同一刺激がどのような差を前庭覚に与えるかの映像です。
両目の視線軸が正面・平行が理想ですが、この左右対称性がずれている人がいます。
その人は、軽い負荷でもオーバーワークとなり、全身に硬直が入ります。
対応は、本当に軽い負荷に落とすことです。
非常に興味深い検証ですね!
眼球運動や前庭器官はかなり個人差があることがわかりますね。
貴重な動画有難うございます✨
これはすごいですね。
極端な変化となると前庭もよく観察出来ないといけないなと感じますね。
共有ありがとうございます!
1点お伺いしたいのですが、 現在、斜視のお客様を1ヶ月半ほど担当しています!
その際、片目ずつ動かす動作を行うと一時的に目の左右差が少なくなるのですが、こちらは左右差を減らすために行った方が良いと考えますか?
もし行う場合は負荷は弱めるために可動域や可動スピードは小さくするべきと考えますか?
ちなみに、以前までは片目ずつ動かした後に両目で動かすという流れで行っていましたが、前々回から視覚と前庭覚の刺激をメニューから外して経過を見ているところです。
理由は視覚や前庭覚の刺激を入れると硬くなる程のネガティブな変化は無いものの効果が薄かった事と、首や背骨の感覚入力の方が体への変化が大きかったためです!
文章わかりにくく申し訳ないですが、お時間ある際にご意見頂けると幸いです!
斜視の方には、片目ずつのトレーニングが原則なので、正しい対応だと思います。
ただ、両目での連動は、すでに正面を向いて健常者側の眼に合わせている時点で負荷がかかっているので、その位置に目を持ってきたことをゴールとする成功体験を得られると良いのかな、と思います。
具体的には、カードなどの薄いものを正面におき、その奥にみたい対象物を奥と、両目が均等に使えていたら
● 目標物
I カード
の関係で、カードの右と左の両方の映像を見ながら、目標物が見えます。 片目では見えない映像を、脳が合成しています。
これが、深視力など空間認識機能の元になるので、この映像が見えたら両目の機能統合は一時的に成功。
その上で、動かすのは次のステージですね。
※今まで見ていない映像処理を行っている時点で脳の負荷はかなり高いです。
動かすときは、ほんの数センチで良いと思います。
ちなみに、両目で見るとき、本当は対象物を「点」ではなく、「面」に設定した方が良いです。
目の使い方は、 片目で見る「片眼視」
両目で見る「両眼視」のほかに、
一点を見る「中心視」
と、 面積を広く見るいわゆる「周辺視」
がありますが、実際はこの中間の、ある程度しぼった範囲全体を見る「任意領域の把握視(仮称・名称なし)」があります。
トレーニングで一点を見せてしまうと、硬直を呼びやすくなります。
イメージは、ウェイトトレーニングで力みぐせをつけるのと同じことを眼に行う可能性がある、ということです。
ご丁寧にありがとうございます!!
今まで知らなかったことだらけでとても勉強になります!🙇♂️
紙と目標物を使ったトレーニングはまず自分で実践したいと思います!
ちなみに認識が違ったら申し訳ないですが、 周辺視に関しては、中心視以外にぼやけて見えている部分を指す認識です🙇♂️
任意領域の把握視というのは中心視ほど集中して見ないが周辺視ほどぼやけた感じでは無い、ある程度の鮮明度で見える範囲というイメージでしょうか?
用語とイメージの説明不足で申し訳ありません。
目の光学レンズ性能を上げるのではなく、脳の情報処理能力を上げる目の使い方がある、ということをお伝えしたいです。
武道でいう「観の目」「遠山の目付」です。
見れると良いのですが、こういう情報処理をするイメージです。
ぼんやり見る、と言われますが、映像としてぼけているわけではありません。
注目して分析していないだけで、脳に情報は送られます。
この時、両眼が均等に使えていないと、送られた情報が不正確で、かつ、右脳左脳が共同作業に入らず、総合的な情報処理が行われません。
目のピント調節の初期設定は、どこにも合わせない望遠です。
力みのない眼は、どこにも注目しないまま、脳に情報を送ります。
眼球運動トレーニングは、眼球を動かす筋トレの要素と、眼球筋をリセットするストレッチの要素と、普段と異なる視覚情報を与えて脳の処理能力を高める効果とがあります。
斜視の人は、焦点を合わす能力が低いことだけが問題なのではなく、「無焦点時の初期設定」=「いわゆる周辺視」の段階で、視覚情報が適切に得られていないことが問題です。
だから、調整して両眼が同じ方向にそろった状態を得たとき、目の性能の高い人にとっての初期設定=脱力状態が、すでに緊張した努力の状態になっています。
実は、「中心視」「周辺視」という用語だと説明できていない概念になります。 両目が均等に働いて、無焦点で情報を得る状態の正確な用語は「平行視」。
両目を1つの点に集中させ一点を見るのが「交差視」。
多くの場合、「中心視」は、「交差視」になりますから、緊張して良くない、と表現されます。
しかし、平行視の無焦点の眼で、両目が均等に働き情報処理(立体視)しやすい視界中心エリアも「中心視」と呼ばれ、用語に差はありません。
ですが、体芯力風にいうと、力んだ出力と、力まない出力で、根本的に異なる目の使い方です。
周辺視と呼ばれる目の使い方は、両目が同じものを捉えず、片目でしか捉えられない範囲(草食動物の広い視界)を指す場合が多いです。
焦点は合っていますが、片目情報のため立体的に捉えることができず、意識も集中していないためぼんやり見えている気がするエリアです。
前の書き込みが不正確で混乱させて申し訳ありません。図にしてまとめて説明します。
いえ、こちらの理解が悪く申し訳ないです。
用語までわかりやすく説明して頂きありがとうございます!非常に勉強になります!🙇♂️
恥ずかしながら、目の機能と光学レンズ性能がほぼイコールだと認識しており、脳の情報処理能力を上げる使い方という観点が抜け落ちていました。。
これまでは、健常な方が筋トレやピラティスなど何をしても効果が出るように、目の機能が健常な方に目のトレーニングをしたから効果がでたという感じだったとように感じます!
図にして説明して頂けるとのこと、 お手数おかけして申し訳ないです🙇♂️
しかし、とても楽しみです!!
お手隙の際に宜しくお願いします!!🙇♂️
https://note.com/sin_16/n/nae4c7119cd1a
長くなるので別にまとめました。後編も追記します。
目の使い方には
1「両眼視」と「片眼視」(領域の違い)
2「中心視」と「周辺視」 (現象の違い)
3「平行視」と「交差視」 (目の使い方の違い)
がありますが、おそらく明確に使い分けされていません。
そして、私たち体芯力トレーナーが求める「力まない目の使い方」には、明確な名前がついていないです。(あえて言えば、平行視主体の眼)
というわけで、説明長くなり申し訳ありません。
わかりやすく教えていただき本当にありがとうございます。
目についてめちゃくちゃ勉強になりました。
例えばお客様に眼球運動の意義をお伝えするのもここまでの知識があるのとないのでは大違いで、お客様にも、より、理解してもらいやすいですね。
noteの情報も本当にわかりやすく知らないことばかりでしたので、大変学びになりました。
ご紹介いただきありがとうございました🙇♀️感謝です!
これはめちゃくちゃ勉強になりました!
眼球運動によっての反応の差を修正する事も、これを理解すると可能となるので今までの色々なケースと合致します!
ありがとうございます🙇♂️
たびたび失礼します。
眼のことを説明しようとまとめていて、まだ自分の理解があやふやだったことがわかりました。
取り急ぎ、両眼の関係の概念を絵にしたものをアップします。
あとは「交差視」(一点を見る)と「平行視」(空間を見る)について、きちんと説明できるようにがんばります。
普通にビジョントレーニングをすると、一点を見ることになります。
これは、目の本来の機能から考えると、眼球筋を力ませる固定活動で、緊張を生みます。
そうではなく、目は平行に保ったまま、映像を脳で処理したい、ということをちゃんと解説したいわけです。
*体芯力では、モノを動かすより、首を動かすヘッドスイングを重視してトレーニングしています。
これは、とても合理的だ、ということがわかりました。
>大森さん
不十分な説明ですが、もう少しお待ちください。図は伝わるでしょうか
>坂村さん
お客様に説明するレベルに落とし込めていません。もう少しおまちください。
>篠塚さん
斜視・斜位だけでなく、緊張を生むトリガーがあると思うのですが、まだ把握できていません。
(ビジョン業界そのものが把握していない)
現場の直感報告が多分正しいです。
ここまで目の使い方の種類を言語化して頂いてすごくわかりやすい図解でした!
ありがとうございます!🙇♂️
この知識を目のトレーニングの指導で活かせるように自分の中で整理したいと思います!
