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質問者:伊藤律子さん
昨夏、亮司先生にファロー四徴、膝痛の方へのアドバイスをいただいた件の報告と再度皆様にご相談です。
(ご報告が大変遅くなりまして申し訳ありません)
◆当初の書込概略
8年ほど前「膝の水腫で水を抜きに行く」と聞いたのを機にセラピーを承り始めた六十代女性
ファロー四徴(先天性の心奇形)は外見的には経過よく、膝の腫れも水抜かず軽減、全身的にも改善はしたが、膝痛がスッキリと解消することはなく、膝左右交互の他、時々股関節、足首、片腕が激痛で数週間全く上がらなくなる等、部位散発
足甲側は少しの圧も凄く痛がる。幼少から運動禁止されていて必要は感じるも苦手意識あり、何をしたらよいか?
◆亮司さんからの回答
痛みが方々に飛ぶのはマッピングの弱さや脳幹の過活性が考えられるのではないか、負荷弱めの体操やスラッキング等で様子見ていく
◆対応
「脳幹過活性」はよく分からず、スラッキングも自信ないまま写真を真似、「負荷弱めの体操」として菱形や三日月、スワイショウ、骨盤上下や回し等
◆結果
翌日定期通院で身長が5ミリ伸びていてとても驚かれた。膝痛は何が効いたかわからないまま翌月にはほぼ消失。
しかし、いかにも膝痛の人にありがちなO脚と歩き方は全く変わらず、聞くと今度は魚の目が痛くて歩けない。場所は湧泉のもうちょい上辺り
◆経過
体操は寝て行うものと呼吸だけとし、
従来の徒手メインに戻す。
膝の痛みはその後も無くなっているが魚の目にとって変わったという意味では従来の散在の一パターンのようでもある。
1〜2ヶ月に一度の訪問なのでしばらく積極的な介入は控えている
◆反省と考察
今まで心臓病のことは特に意識せず、8年間余り、脚の痛みにばかり注力してきた。
しかし痛みは限局的でなく、場所を移しながら常にどこかに発生し、素早い動きや楽しい外出を許さない。
痛みは全て脳が未来の危険を予測して発生させているという事実からを考えると、
脳はこの身体に、アクティブに動いて欲しくないという警戒信号を常に送っているという解釈ができるのではないか?
筋力等が衰え身体が衝撃に耐えられなくなると背骨のS字カーブが消失し、その結果衝撃的な動きが制限されるように、
今の心臓では、素早い動きや長時間歩行すると血液供給が不足し危険となる可能性がある為、その意欲がわかないよう、痛みで制限をかけているのだとしたら、
①心臓自体の稼働をあげるか、
或いは
②いつも無理なくゆったりな振舞いをし脳に危機感を感じさせないか
③眼瞼、顎、舌、耳、うがいなど、脳神経への様々な刺激をして、脳幹の活動状態を通じて変化が起こるか試す
ということになるのでしょうか?
長くなってしまい恐縮ですが、何かお考えがある方、或いは魚の目自体の対処法をご存知の方、お知らせ願います
回答:藤本恵美さん
こんにちは。ちょうど今日、体ノ巻の最初から読んでみようと大腰筋についてみていっていたので、お役には立てないかもしれませんが、私の書けることを書こうと思います。
まず、体芯力とは【大腰筋をはじめとする体心筋(インナーマッスル)の力を呼び起こす体操】とあり、
大腰筋が拘縮すると骨盤が過前傾→脊椎がバランスを取ろうとS字カーブが深くなる→腰痛を発症したり、腰部の過剰前傾の代償により踵重心になる→よって膝が反る、O脚や変形性膝関節症を発症とあります。
ここを読んでいて、こちらのチャットをたまたま見たので膝の痛み、O脚のいうことに目が向き大腰筋や脊椎の動きはどうだろうと思いました。
そこで、こんな動き↓【身体を丸めて『前後に転がる体操』②(前庭覚の刺激、大腰筋の活性化、形を維持するモーターコントロール)】を試してみてもいいのではないかと思いました。
https://vimeo.com/1056206707/914be9552e?share=copyプレビュー
【大腰筋の活性化、バランス力向上、インナーマッスル活性化、身体の各部位の根本的な痛み改善効果が期待できます】と書かれているので、痛みの改善にもしかしたらなるかもしれませんし、転がれるかどうかのアセスメントにもなると思うので、試してみても良いのではないかと思いました。
こちらの③も、背中が丸められるかの評価法になると仰っているので、背中が伸びていて丸められないのか、丸められるかもわかりますし前庭覚は?大腰筋は?という、みていくところの範囲も広がると思いました。ちなみに私もこれで転がれるけど起き上がれません😅😂
身体を丸めて『前後に転がる体操』③
https://vimeo.com/1056207005/78a4d22994?share=copyプレビュー
「脳幹過活性」について私も気になったので調べてみました。
以下、ネットで調べた内容🔍です。
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脳幹の過活性(脳幹機能の過剰な働き)と、あちこちに痛みが移動または同時に発生する症状は、現代医学では「機能性身体症候群(FSS)」や「中枢感作(ちゅうすうかんさ)」という概念で説明されることがあります。
脳幹は痛みの情報を脳全体に伝える中継地点であり、ここがストレスや過労で「過活動」を起こすと、痛みのブレーキが効かなくなり、全身の痛みに繋がります。
脳幹の過活性と全身の痛みの関係↓
痛みの増幅と慢性化: ストレスにより脳幹の「延髄後角」という領域の神経細胞が活性化し、通常なら無視されるレベルの刺激を「痛み」として脳に送り続けます。
脳内の痛み制御システムの異常: 脳幹は本来、痛みを和らげる(下降性疼痛変調システム)役割を持っていますが、脳幹の過活性によりこのシステムが機能不全に陥ります。
交感神経の過剰亢進: 脳幹は自律神経のセンターでもあります。ここが活性化すると交感神経が優位になり、全身の筋肉がこわばって慢性的・全身的な痛みを引き起こします。
ミクログリアの活性化: ストレスや慢性的な痛みにより脳幹でミクログリア(免疫細胞)が活性化し、炎症性の物質を放出して痛み回路を強化します。
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とあり、脳の過活性は、脳幹は痛みの情報を脳全体に伝える中継地点であるから、そこが過活性するとその機能にバグが起きるのかなと解釈しました。
脳の過活性を仮定したとして、それがなぜ起きるのかなと調べたところ、慢性的な精神・心理的ストレス、睡眠不足・生活の乱れ、脳疲労と自律神経の機能不全がなどが出てきたので、こちらの方は眠れているのかな?、ストレスや生活リズムはどんなのかな?とか色々気になるところが出てくるのではないかなと感じました。
その他に脳幹の過活性の要因として、高血圧・疾患、肥満、喫煙などは、脳幹の血管系に負担をかけ、機能障害を引き起こす原因とあるので、心臓病との関係やその他に起因とするものはないかなども気になるところなのかなと思いました。
調べていく中で私は、体の仕事にも携わってませんが 単純にストレス緩和のため話を聴くことや、リラックスすることも重要なのかなと感じました。
調べたところ脳幹の過活性を鎮め、正常なバランスに戻すための手立ては、主に「身体からのアプローチ(副交感神経の活性化)」と「環境・生活習慣の改善」に分けられるともあったので、その両面からのアプローチが必要なのかなと思いました。
身体からのアプローチとしては、脳幹が緊張しているときは、迷走神経(副交感神経)を刺激して心身をリラックスさせることが重要とあったので、負荷弱めの体操やスラッキングと回答されたことを理解しました。
副交感神経活性化として、ゆっくりとした深呼吸も良いと思うので呼吸へのアプローチもいいのではないかと推察します。
質の高い睡眠も大切なようなので、眠れているかや、栄養については、緊張を和らげる栄養素としてビタミンB群、DHA、抗酸化物質があげられており
脳に良い栄養素の摂取も大切なことかなと思いました。
私も体の悪いところだらけで(表現すみません)興味をもったので色々調べてみましたが、この方もあらゆることがアセスメントでき、あらゆる手立てがあるような気がします。私と同じで伸び代しかないように感じます☺️
私の返答は、的外れか何のお役にも立たないかもしれませんが、伊藤さんが書いてくださったおかげで私も色々調べて知ることができました😊
勉強になります。ありがとうございます☺️
追記です。 魚の目のことを書くのを忘れていました🙇♀️ 魚の目を調べると皮膚に慢性的な摩擦や圧迫が加わり、角質が厚くなって芯を持つ病変とあり、合わない靴や歩き方の癖が原因とありますので 靴は合ってるのかな?ということと、(私は外側荷重の癖がありそこがすり減ったスリッパや靴を履くことでバランスがまたさらに悪くなります) 幼少から運動禁止されていて苦手とあるので、色んな機能面の不全が考えられ、歩行した時の二次的な発症として魚の目があると想像すると、歩行する前の段階の動きをゆっくりしていくのが一番なのかと考えました。 インソールの使用で、足裏への負担を分散させる、 患部の保護として、ドーナツパッドなどで圧迫を避けることや、硬くなりかけたら保湿するなどの足裏のケアもあるようですがどれも対症療法に過ぎないと思いますので、魚の目が正しく歩けていないサインだとすると、そのような歩き方の癖と向き合うために様々なアセスメントや、姿勢、呼吸などもみていき、体の各パーツの機能面をみていくのが一番なのではないかと感じました。 最近、本講座でよく出てくる【シャープド・ロンベルグ・テスト】はどうでしょうか?? まっすぐ両方の足を並べることができるのでしょうか。 私自身も最近、腹圧が低下していることを体芯力で気づかせて頂き、腹圧にアプローチするならそれはまた呼吸を特に意識した方がいいかもしれませんし、表出は魚の目であっても みていくところは様々な気がします。 素人意見で的外れになっていたりするかもしれませんが、私自身体の不調と向き合っておりますので、一つだけでも何かのお役に立てればと思い書かせて頂きました😌
○○さん
とても深い考察と丁寧なご説明、とても有難く拝読しました。ありがとうございました 大腰筋、背骨、転がるとは灯台下暗しのようでした。 基礎編で既にこんなにもヒントが満載だったんですね、 O脚&膝痛の方は多く、そして私自身は物心ついて以来のX脚が悩みにも関わらず、全くスルーしていました。 運動苦手意識自体が、多いに前庭覚は怪しかったのですが、どれも強度の刺激になりそうで、根幹に目を向けていなかったとも言えます。 脳幹の過活性についても、ご指摘にあるように日々の生活環境で長年とてもストレスの多い方だと言うこと、 身体がもっとリラックスしたい、心が休養したいと訴えていること、改めて結びつきました。 痛みや身体に向き合う時間がトラブル対処ではなく、自身を愛する時間になるようにとの思いで、体操も拒絶感を抱かれないよう慎重に抑えめにしていました。藤本さんの積極的だけど強引でないご説明はとても参考になりました。 次の対応は月末ですが、また報告させていただきます。 お忙しい中、ありがとうございました。
井本 美恵子さん
魚の目って、とっても小さいのに、歩くたびに飛び上がるほど痛くて、私はそこが当たらないように変なかっこで歩いていました。 薬局で買ったシールで試しても全く駄目、皮膚科で処置をしてもらってもまたその処置が必要となる日がやってくる。 魚の目で困っていた私が、自分で治した経験を、参考にして下さい。 何をして治ったか。それはお灸です。 お灸等したことがない私は、もぐさを買ってきて、魚の目の上にもぐさをのせて、火をつけた線香で、もぐさに火をつけるのです。線香の先の炎は出ていないが燃えている状態です。 もぐさが燃えたら皮膚が痛いのではないのか?という疑問が最初にわきましたが、患部だと痛くないのです。痛いと思ったらすぐもぐさを取り除いたら良いのですが、痛くないのです。 そういうことを毎日数回?していました。回数は忘れました。 すると患部が炭で黒くなってきて、歩いても痛くなくなりました。 治ったことに私は感動しました。お灸に感謝しました。 魚の目で困っていた人数人に教えてあげると、皆さん完治しました。私もあれから一度も出ていません。 もう10年以上も前のことです。回数などは、ご自分の状態で、やって下さい。 お灸の仕方は、ネットで検索してやりました。
伊藤律子さん
魚の目は体振力講座とはちょっと違ったかなァと心配していましたが、早速このような大情報が届き、さすが何でもありと感心感激いたしました。お灸とは全く思いもよりませんでした。ありがとうございます。 私も直接モグサを置くお灸はやったことがありませんが、皆様完治され、10年以上再発がないという実情を伺いやらずにはいられない気持ちです。 実はこの方、同居の娘さんもほぼ同時期に魚の目が初めて出来、何故か2人一緒の発症なのです。娘氏の方は皮膚科で液体窒素を使いかなり痛い治療を受けているものの改善なく、なので母親は通院してませんでした。 娘の方はいつも履いていた靴を変えたのが原因と考えられますが、母親の方は特に変更は何もなく、娘の辛い思いを見ていてストレスとなり同調したように思えます。 井本さんの文面をそのまま2人に見せ、もし意向あれば2人でやり合えるようサポートしたいと思います それにしてもお灸にこのような使い方があったとは良き知恵をいただきました。 ありがとうございました
