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質問者:大宅菜穂さん
遠近両用メガネを着用しているお客様から、眼球ワークをする際に焦点が合わなくなるのだけど、このままやっていいのか?とのことでした。 メガネを外すと当然ぼやけるので、これはどうしたらよいでしょうか。 コンタクトレンズは使用していないので、メガネ生活の方です。 私としては、どういう見え方をするのか分からないので、焦点があうようにゆっくり動いて〜、ペン先と眼の距離を調整して〜とお伝えできたとしても、このやり方でそもそも焦点が合うのか?分からず、亮司さんをはじめ、皆さまにご相談させてください。 お忙しいなか恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
回答:角田良忠さん
遠近両用のレンズは、焦点が狭く周囲がぼやける状態になる構造なので眼鏡が必要ならブルーレンズの普通レンズの眼鏡が良いのかもです。ビジョン眼鏡とかもあるようです。
パーミングやって、左(右)に眼を動かして眼を閉じて中央に戻して開眼し、右(左)に動かしたら眼を閉じ中央に戻し開眼する方法を亮司先生が講座でやられてました。(首を動かして中央を観るなども)
ご存じかもしれませんが、ご参考ください。
大宅菜穂さん
メガネの構造、情報までありがとうございます! 自分でも調べてみましたら、ワークによってはストレスになりそうだなと感じました。(お客さまは背骨の動きは良くなって結果は出ていましたが、要注意だなと改めて気付かされました) 閉眼を加えながら眼を動かすワークはまだ学んでおらずでして、その講座を探してみます。 ありがとうございました。
回答:永野 眞治さん
お疲れ様です。
そもそも何を目的にビジョントレーニング(眼球ワーク)をされてるのかがわからないのですが、
ビジョントレーニングでネガティブな反応が出た場合は、
脳幹が過活性している(ストレス過多の)可能性がありますので、一旦は眼球ワークは休止して、
1.呼吸(胸部と腹部の動きのバランスや呼吸の深さ、リブフレアの有無など)のチェック
2.背骨の動き(キャット&カウ、体幹の側屈&回旋、スワイショウなど)のチェック
をされるとよいのではないでしょうか?
恐らく、眼球ワークでそのような反応(焦点が合わない)がある方は、まともな呼吸やスムーズな背骨の動きが出来ない可能性は高いです。
その際、なぜ眼球ワークでそのような反応があるのかも伝えた方がいいのではないかと思います。
但し、決めつけはよくないので、ご本人に「ストレスは感じていませんか?」と確認すること。
そして、本人はストレスがあっても自覚していない場合もあるので、突っ込んだ質問が出来る関係性があるならば、
詳しくヒアリングしてあげることもクライアントのコンディション改善には役立つと思いますよ✨
もし、ストレスの原因らしきものが分かれば、客観的なアドバイスが出来れば理想的だと思います🤗
大宅菜穂さん
見立てやチェック方法の詳細、ありがとうございます!勉強になります。
首、背骨の動きを引き出すためにひとつ、ビジョントレーニングを取り入れました(パーミング、呼吸、スワイショウ、眼とこの時は行いました)。
おっしゃるとおり、リブフレアで腰から仙骨の動きが乏しく、股関節内旋が強い方です。
ですので、個人的には呼吸や背骨・骨盤の動きを引き出す基本の体操が良さそうかな〜と感じている次第です。
ただグループレッスンのため、個別指導が難しい点がありますが、ご本人にお伝えできることは伝えて、レッスンを組み立ててみます!
ありがとうございました。
永野 眞治さん
ご丁寧な返信ありがとうございます。
グループレッスンでのことだったのですね。てっきり個人レッスンでのことだと思い込んでたので、的外れなアドバイスになってしまいましたね😅
確かにグループレッスンでは、反応が個々に違うので個別の指導は難しいですよね。
僕も経験がありますが、こちらの指示に対して、動作自体がマチマチだったりしますからね〜
でもグループレッスンとは、そのようなものだと思います。
それがスタートラインのようなもので、
そこから様々な工夫をして個々のレベルを引き上げていくのがグループ指導の醍醐味だと思います✨
亮司先生が常々言っておられる
その人に伝わる伝え方(言語化)がカギになると思います。
参加者は、動作が出来るまでトライ&エラーが必要になりますが、指導者側もどうすれば、参加者に理想の動きをしてもらって効果を実感してもらうかトライ&エラーが必要かと思います。
そのためにも参加者からのフィードバックをもらうということが欠かせないですね。(体芯力の講座がまさしくお手本だと思います)
特に体芯力を教えるにあたっては、こちらの指示で相手に動いてもらうことが大きな割合を占めるので、
動作のお手本を示すことは勿論ですが、そこに導く指示の仕方は無限にあるのではないかと思っています😊
永野 眞治さん
眼のことは、僕よりも専門家(ビジョントレーナー)でもある田代さんの言われることを参考にされればいいと思います😊
もう一つだけ、ちょっと違う視点からお伝えさせて頂きますね。
それは、「体芯力」の学び方についてです。
5期は前回から最後の単元である【力ノ巻】に入ったのですが、ここに来てようやく全体像が明確になった感じがありました!
以下は、僕の個人的な感想です。
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まず、最初に学ぶ【体ノ巻】は、
料理作りに例えると、
「体に安全で新鮮な材料を揃えているので安心して使えます」ということを理解するパート。
次の【芯ノ巻】は、「それらの材料を使って、よりたくさんのメニューを作れるように練習しましょう」というパート。
そして、最後の【力ノ巻】は、
「今までに練習してきたメニューを組み合わせて、クライアントのオーダーに応えられるような《コースメニュー》にチャレンジして、成果を出せるようになりましょう!」
というパート。
以上のように感じました。
ですから、いま大宅さんが取り組まれている【芯ノ巻】が、幅広くたくさんのことを学ばなければならない(中華、和食、イタリアン、オプションでフレンチのメニューも出来た方がいいという感じなので)一番頭が混乱するパートだということです🖐🏻
【芯ノ巻】でいかにたくさんの「引き出し(単品メニュー)」を作っておくかで、
【力ノ巻】の《コースメニュー》が内容も充実していて顧客満足度の高いモノに出来るかどうかだと思います。
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お互いに頑張って行きましょう✨
大宅菜穂さん
ご丁寧なフォロー、お心遣いをありがとうございます。
期が近い先輩からのご助言、講座の流れの捉え方・姿勢は心強く感じています。
はい、頑張ります!お互いに頑張りましょう !
回答:田代 慎一郎さん
ワーク、日常生活用に遠近両用ではない3mまでメガネの作成を提案します。
その際、目標視力は、0.5程度。
ブルーレンズなどのカラーレンズで目からの刺激を緩和する目的専用の仕事しない・文字も読まないレンズです。
お金のかかることなので無理は言えませんが、カラーレンズの提案として身体機能回復メガネという概念があることをお伝えします。
大宅菜穂さん
専門分野からのご教授をありがとうございます!
3メートルで視力0.5程度、かつカラーレンズ。
健康投資と考えるとお手軽だとは思いますが、いただいた内容をそのままお客様にお伝えさせていただきます。
ありがとうございます。
田代 慎一郎さん
すみません、その方のもとの視力がわからないので目安の数字です。
文字は読めなくてもいい。
(近くの新聞も、遠くの広告も。)=遠近両用眼鏡をかける必要がない状況で、左右の視力差を合わせて、体を楽にする目的のメガネ、という選択肢です。
視軸合わせが不十分ですから斜位の人にはあまりオススメできませんが、TGC(東京グラスカンパニー)はカラーレンズが豊富で一万円程度で試作できます。
ちゃんとしたものを作るならイノチグラスさんの評判がとても良いですが、10万円コースです。
大宅菜穂さん
お店までありがとうございます!私も参考にさせていただきます。
わずかな斜位が見受けられましたが、視力まではお伺いしておらずで…。ざっくりとした質問に対して、詳しいフォローをありがとうございます(お答え、一緒に考えて下さった皆さまもありがとうございます)。
実はこちらのお客様が来月からパーソナルを受けたいとご連絡がきたところです。
メガネを始め、動作もより細やく観ていきたいと思います!
