目次
質問者：釘宮千鶴さん
いつもありがとうございます。
７期の釘宮です。個人的なことですみません。
昨日、右第11肋骨を骨折してしまいました。
椅子に立って窓ふきしていて、椅子が滑って脇腹を強打してしまったのです。
はじめての骨折で、こんなにも痛いのかと思い知らされています。
少しでも早く回復したいと思っていますので、
骨折の時の治癒促進に効果のあることを教えていただけると有難いです。
また、体芯力体操でできることをしていきたいと思っていますが、
手先、足先、眼の運動をすることかな、と思っていますが
他に何かあれば教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
回答：田代慎一郎さん
辛さが文面から伝わってきます
急性期の対応で、体芯力としてできそうなことを提案してみます。
左手で右患部の浮遊肋骨周辺を一番さわりやすい姿勢で触る
（皮膚へのボディマッピング・右手のひらではアプローチしにくい）
触れる左手を右肘・上腕で軽く固定
患側のセルフ固定サポートにより、患部周辺の硬縮緩和
その姿勢で右胸郭・腹部の一時的な保護、固定を行い、左側の横隔膜・肋骨を動かして左肺膨らませる呼吸を行う。
おそらく、右肋骨ダメージで呼吸そのものが封印されているので、まず左側だけでも解除する。
（アコーディオンの片方封印イメージ）
これで、皮膚への感覚入力ボディマッピングと、呼吸による迷走神経スイッチをいれやすい保護姿勢が構築できないでしょうか？
僕がミドルキックもらったときの対応方法です。
追記：
眼からの解除・痛み緩和の可能性をお伝えしますね
右半身の痛みですから、左脳への刺激が必要です。
まず、四肢末梢としては右手指への何かの刺激が効果がある可能性はありますが、右腕の起点となる右肋骨やられているのであまり動かせないと思います。
（そのため右肘の固定により右肩の動きも止める姿勢を提案しています。）
左手で患部を触り、右肘は脇腹に当てている前提で、右手の親指爪の映像で眼の網膜に光刺激を入力します。
左脳に信号を送るのは右眼・左眼両方とも左半分の網膜
左網膜に光刺激を当てるには右側から届く光
片目ずつ光を送る方が効果的です。閉じやすい側の眼を閉じ、右手の親指の爪を無理のない範囲で体の右におき、２、３センチ幅で小さく揺らしてください。
左目の場合は右肩の前、右眼に刺激を入れる場合は、もう少し外に出す必要があるので、右眼を閉じる方がやりやすいと思います
うまく呼吸と組み合わせると、痛みの緩和ができ、患部から少し遠位の肋骨緊張が外れ、呼吸がしやすくなると思います。
釘宮千鶴さん
早速、細かく教えていただき、本当にありがとうございます。感謝です。 ボディマッピングと呼吸やってみます。 今は右肩～肘はできるだけ動かさない方がいいですね。 すみませんが、確認させてください。 眼の網膜に光刺激を入れる、光を送るというのは、片目で見るという理解で良いですか？ 最後の文章の右眼に刺激を入れる場合はもう少し外に出すというのは、肘を支点に外に開く感じで良いですか？ その際に右眼を閉じる方がやりやすいというのは左眼で見るときのことで良いでしょうか？ お手数をおかけします よろしくお願いします。
田代 慎一郎さん
痛みは、ピークより少し和らいでいるでしょうか？
拙い表現ですが、概ね伝わっているようで安心しました。
右眼を閉じる方が楽かも、というのは右半身の緊張の影響が瞼にも反映するためです。
また、右手を体側の外には出しにくいと思うため左眼をお勧めしました。
爪でなくても、ペン先などを見ることでも対応できます。
柔らかい背もたれのイスに寄りかかり、視線をうつむかせない姿勢を作れると効果的です。
ただ、どのような体勢だと痛みが誘発されるかわからないので、最も痛みの出にくい体勢を探してみてください。その姿勢探せるだけで、かなりのペインケアになると思います。
医療受診やrice処置などのセオリーについては、解説しておりません。専門の方にお任せいたします。(^_^
釘宮千鶴さん
ありがとうございます。
文章で説明するって難しい中、丁寧に説明していただき感謝しかないです。
痛みはじっと座っている、ただ立っている状態だと痛みは軽く
何らか動くと痛いという感じです。臥床が辛くて夜が怖い感じです(笑)
教えていただいたことやってみます。
ありがとうございました。
浅川 順一さん
４期の浅川です。
内科医ですので専門外ではありますが一言コメントします。
家庭での対処に関しては田代先輩が非常に的確にお答えされているのでそれ以上何も申し上げる事はありませんんが、念の為お尋ねすると整形外科は受診されましたか？
一口に骨折と言っても様々で肋骨下縁には神経の走行もあり単なるヒビが入っただけなのか受傷部位の変位はあるのかで神経損傷や内出血、最悪肺に穴が開く事もあるのでXPでの確認は必須です。
その上で固定もテーピング程度からバストバンドなど必要な処置を指示して貰えると思います。
釘宮千鶴さん
ありがとうございます。はい、行きました。
が、あいにく整形の先生は不在で、内科の先生がCTで診断、右肋骨の11番目が骨折してました。
バストバンドで対応しております。
しばらく様子をみて悪化するようであれば、整形の先生に診てもらった方が良いのでしょうね。
コメント感謝です。ありがとうございました。
2025/3/3追記：↓
お世話になります。また私事で失礼します
右肋骨骨折後16日間が経過しました
肋骨の痛みは軽減して臥床も随分楽になりました
さぁここからどのように動かしていこうかなと思っていたのですが
現在は骨折の痛みよりも
元々の腰と左大腿部の外側の痛みが悪化してしまって
歩く、立つが辛く、すぐに座りたくなるといった状況です
腰は仙骨周囲と第4腰椎あたりが痛みます
特に、元々ですが左側が痛いです
胸部をバンドで固定していたので、固定が悪化の原因の気がして
固定しなくても肋骨の痛みがないので固定はやめてみました
骨折も完全ではない中
どこからどうしたら良いのか？になってしまってます
現在はマッピングと眼球運動、足首や手首を動かすできるので行っています
呼吸は深くすると骨折部位にまだ違和感があるので
教えていただいた右側を固定してやるやり方をしています
他に今できることをアドバイスいただけると有難いです
よろしくお願いいたします
回答者：久場 創さん
こんにちは✨ 2期生の久場です🙇♀️ 固定による可動制低下は色々な負の連鎖を招くことが多いと思います！ 推測にしかならないのですが🙇♀️ 胸部を固定していると、胸骨や胸肋関節、鎖骨の 動きなどが低下して呼吸がうまくできないようになるのが予想できます。 胸骨周囲や肋骨の間をマッサージして 動きやすい状況を作ってから、胸式呼吸からやってみてもよいかと。 また固定の影響で腹部や横隔膜などの、動きが硬くなりその影響での腰痛に繋がっている可能性もあるかと思います。 腹部、横隔膜マッサージ＋呼吸exercise （痛み、違和感を確認しながら） また、大腰筋とのつながりも考えると股関節の運動→呼吸exerciseなどしてみるととどうかなと感じました‼︎
釘宮千鶴さん
久場さん ご多用の中ありがとうございます 教えていただいた呼吸やマッサージをやっていきます 昨夜気が付いたのですが、股関節を触ってみると ものすごく硬くなっていて少し押すだけで仙骨が痛みました 股関節の運動はできるような段階になっていたにも関わらず すっかり忘れていましたのでやっていきます アドバイスに心から感謝申し上げます ありがとうございました
回答者：鈴木亮司
肋骨骨折大変ですね😓
僕も10回くらい肋骨や肋軟骨を折ったことありますが呼吸するだけで痛いですよね😓😓
受傷部位の神経がダメージを受けてマッピングが弱くなっているので、直接受傷部位にアプローチをかけられない場合は、久場さんのアドバイスの通り近隣の部位を動かすことから始めてみるのが良いかと思います！
僕からお伝えできることはほとんど残っておりませんが、あとは腹部を軽く指圧することなども肋骨の違和感などに効果があるかもしれません。
あとは受傷部位のマッピング、受傷部位の反対側のマッピング（脳の逆側へのアプローチになります）ができることかと思います！
釘宮千鶴さん
亮司先生
ありがとうございます
10回の骨折、さすが～です(笑)
痛いのは辛いですが、痛みから学ぶことも多いですね(笑)
幸い今は、特別な動き以外に骨折の痛みはないので
ひたすら触っていきます
アドバイスありがとうございました
感謝です
