頭部固定で骨盤を動かすと首の緊張が緩むのはなぜ?(2025/3/27)

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質問者:大井絹枝さん

お疲れ様です。
交流会で亮司先生に教えて頂いた踵ほぐしやMP関節のストレッチ、頭部をぶらさないように骨盤を動かすなど、私自身はもちろん、お客様もその場で変化を感じ、お陰様でお喜び頂いています。
そもそもなのですが、何故こんなに瞬間的に変化するのか教えていただきたいです。
ボディマップを再形成するための刺激を入れるからなのでしょうか?
特に頭部固定で骨盤を動かすと、何故首の緊張が緩むのか?は、お客様にも質問されました。
私は常日頃から『何でだろう』と様々な事で根拠や理由を知りたくなるタチでして、決して否定的な意味ではなく、純粋に何故なのかを知りたいです。

よろしくお願いいたします。

回答:鈴木亮司
踵、MP関節(舟状骨、楔状骨、立方骨)への感覚入力(ボディマップ形成)によるものだと考えていただいて良いかと思います。

瞬間的変化は脳の神経の変化によるものですね。

筋肉や骨の形成を変えるのは時間がかかりますが神経の変化は一瞬です。

頭部固定で首の筋肉が緩むのは前庭頸反射による作用です。



https://www.fukushi-shinsho.com/2014/03/000107.html

b)姿勢の安定性
姿勢反射のIIのところに前庭頸反射があります。 

前庭頸反射をはじめとする姿勢反射よって我々は姿勢を保持しています。

これらが正常に働かなくなる脳は筋肉を緊張させて身体を固定しようとする、というのが説明として簡単なものとなるかなと思います。
大井絹枝さん
ご回答ありがとうございました^^★
先ずは体で感じる→なぜなら?
の繰り返しになると思うので、またお伺いしたい事が出てきましたらアドバイスを頂けると嬉しいです。
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