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質問者:猿山直明さん
お疲れ様です。
以下質問させてください。
1.痛みの解消の確認方法
痛みの改善の有無の確認として実際に痛めた箇所を動かしてもらうのは痛みの神経回路の定着を行うためよくないかと思います、ではどのように確認するのかお聞きしたいです。
何種類かアプローチを試したのちに同じ動作で痛みがないかを確認することで極力痛みの神経回路の定着が行わないようにするといった感じでしょうか。
2.ローファーでの歩行について
ローファーで歩行の際には、ロッカーファンクションがローファーの剛性のある踵のため使いずらいかと思います。そのため、どういった歩行になるのかお聞きしたいです。
ロッカーファンクションが使いやすい他の靴と同じ歩行を行い。ブレーキング動作が多少かかるのは仕方ないとして踵から着地して歩行するものだと自分は認識しています。
3.野球の投球動作について
野球の下半身の使い方について気になった点があります。
投球の際に上げた前脚を下ろすのは膝腰上げの動きで地面反力をえるための動作かと思われますが、後脚はキャットアンドカウの動きで行っていたぼしからの力の連動を使っているという解釈で問題ないでしょうか。
ということは、後脚から力を連動させ動き出し前脚の着地時に膝腰で地面反力を得て、さらに力を上乗せさて投げているといった感じですかね?それによってインバースリフレクション+地面反力により後ろ脚が上がってしまっているといった感じでしょうか
回答:鈴木亮司さん
痛みの解消とアセスメントですが、痛みの確認をすると神経回路の定着になってしまうので、別の部位の可動域などをアセスメントで行ってみてください。
ローファーの場合だと靴底がどこまで動くのかによって教科書通りのロッカーファンクションを使用するかどうか選択肢が変わってくるかと思います。
その辺りの歩法は講座の中で歩行が題材になるとき説明させてください。
ピッチャーの後ろ足の上がりですが、野球に関して、そこまで研究したことはないので、明確には言えませんが、これは野球に限らずアスリートという生き物はセオリーというかマニュアルというか
共通点がなさすぎる!
イレギュラー多すぎ!
というのが、ある意味共通点で
技術的な部分や起きている事象は
あまりに違いすぎるので、後ろ足が上がる作用は前足なのか後ろ足なのか腕なのか、はたまた体幹なのか、上半身を倒したことで足が上がっただけなのか
おそらくは個人によって力の入出の経路や発生させている力点も全く条件が異なってくると考えられます。
詳しく調べたりしたわけではないですが、多くのアスリートを見てきて
ましてプロまでになっている選手などは個人の癖が強すぎるものです。
その癖を最大限に活かしてプレースタイルを構築しているので、しかも本人に自覚がない、感覚は本人しかわからないし、本人は自分しか知らない人がほとんどなので、自分の動きが間違ってるなんて思ってもいないわけです。
体重の移動や重心移動もどちらが先なのか、どれくらいの割合で使いこなしてるのか、足の荷重は踵なのかつま先なのか、フラットなのか、肘のあげるタイミングや体幹の捻り出すタイミング、股関節からなのか、胸からなのか、上体を倒すことで力を発揮させるのか
これはもはや正解は怪我をせずに良い成績が出続けていれば、それなりに正解に近いものかと思います。
後ろ足が上がった方が良い選手もいれば上がらない方が良い選手もいると思います。
そして上がった足は何の作用なのかは個人差がある、というところでしょうか。
○○さん
久場 創さん
2期生の久場です‼︎
臨床で投球障害を経験しているので
僕の考えをお伝えしますね。
的外れな解答になっていたらすいません。
右脚軸から並進移動に入ってきますが、
その際に「右脚で蹴る」ということも大切ですが
蹴りが強すぎると並進移動の際ベクトルの方向が斜め上にいく選手が多く、
反力を得るために僕は「地面を押す」という表現を使っています。押すことで並進移動の体重移動や、上半身質量の移動が適切にできるかなと。
そこから左脚が設置し回転運動に入ってきますが、
右骨盤を投球側に左回旋、逆に左骨盤は後方に引く動きになりますね。その際の左股関節が内旋し左足の反力を得て、左体幹の回転運動が入ってきます。その一連の並進移動と回転運動がしっかりハマったときに[To:2776603]永野 真治さんも仰ってらっしゃるように「結果的」に後ろ足が上がるってイメージを私は持っています。
例えば、左脚設置して右骨盤の回旋運動が出ない場合、左の股関節の内旋の動きも出ません。
結果、体幹の回転運動が出にくなり、いわゆる手投げになります。その際の後ろ足はあまり上がってこない選手は多いです。
ただほんとに1人1人違うので、
正解!とかはあまりないかなとは思っています😊
文章ではわかりにくいですよね😭
すいません。できたら症例報告でスビフォーアフターをスライドでまとめていますので、機会があればお見せできたらなと思いますが、[To:5729649]鈴木亮司さんいかがでしょうか??🙇
○○さん
