目次
質問者:Nahoko kaizuさん
8期の海津です。
同じような症例が以前にありましたらアドバイスを頂きたいです。
【手と足の震えを止めたい】
◉ヨガの生徒さん:女性・23歳・デスクワーク(週5・7時間)・右やや側湾
3ヶ月前にヨガに来てグループレッスンではついていけず月4のプライベートレッスンになりました。
◆1年前から階段を手すりを使わないと上り下りで気ないほど筋力低下し、手と足の震えも出てきています。
◆この理由は大学の4年間、コロナのリモートワークでほぼ家から出ず過ごしていたから。また就職して1人暮らしになり、コンビニ食になっている事だと考えてます。(ストレスでコンビニのスイーツを爆買いする事もあるそうです)
▪️階段上り下りは、うつ伏せ呼吸と今まさに習っているワークで下りる方は手すりなしでいけるかも?までになりました
▪️栄養に関しては、味噌玉を渡し和食中心にストレスにならない程度にアドバイスしています。
Q:震えに関して、【人差し指の痺れ、手の震えの解決策を教えてください(2024/4/10)】
を最初試してみたのですがまだ震えは止まらず。。(震えの種類が違うかも?)
例えば、指の震えは隣の関節や近い場所を(手首を回旋、胸椎にアプローチ?)が効果的なのでは?と先日の講座を受けて思いましたが、薄い浅い見解しか見つからず・・迷いに迷っています。
もしすでに質問・動画がにあるものでしたら申し訳ありません!アドバイス頂けましたら幸いです。
回答:鈴木亮司さん
階段を手すりを使わないと上り下りができない
→精神的に怖さを感じる原因が身体の不安定性が問題ですよね。
同時に手足の震えなどもバランスを取る脳の部分に問題があると手足の震えが出てくる可能性があることが神経学のテキストには出てきます。
・身体の不安定性の要素と手足の震えに対して解決策の提案
①前庭覚と小脳←安定、不安定の場合、まず最初に疑うべき要素
→脊椎伸展、脊椎と骨盤の可動、股関節伸展(弓歩)、揺動を与える、骨伝導
RAPS.(右手の掌で左掌を出来るだけ速く表裏と交互に叩く)、足のタッピング(足先でできるだけ速く床をトントントントン叩く)、メトロノームでリズミカルに動く
②体幹の不安定性
→こちらはワニの呼吸を行われた様ですので引き続き呼吸の指導を継続して行くのが良いかなと思います
③足裏の感覚不足
→靴下や靴を履いている、歩かない、重いものを持たないなどの条件が積み重なることで足裏への刺激は減っていきまず。
足裏は感覚受容器が多いのですが、その分使われないと衰えも早い場所です。
④身体の各部位の筋力不足
→単純に運動不足によって身体の各部位の感覚が低下していき、筋出力自体が低下していきます。
マッピングの形成のために、触る、関節を色々な方向に動かすということから神経ストレッチ、スラッキングで神経の代謝を高めることで末梢神経や感覚などが高まることが期待できるので、その後段階的に歩行や立ち上がる(スクワットなど)などの負荷のかかる動作に移行して行くような流れが組めればいいかなと思います。
ご本人の反応次第というところもありますが、頂いた情報から予測されるものをお伝えさせていただきました🤲
Nahoko kaizuさん
早速のアドバイスありがとうございます。震えにだけフォーカスしてしまいましたが、1回目-3回目の講座を深く理解していれば①の解決策に辿りつくのですね(^^;) 今一度、明日読み直して解読してみます。取り急ぎありがとうございます。
落合 美香さん
海津さん
8期の落合と申します。
身体の専門家ではありません。一般人です。
ヨガに来られた生徒さんへのアドバイス質問に、
梅津さんの以下の投稿(一部抜粋)が有りました。
【手と足の震えを止めたい】
「◆この理由は大学の4年間、コロナのリモートワークでほぼ家から出ず過ごしていたから。また就職して1人暮らしになり、コンビニ食になっている事だと考えてます。(ストレスでコンビニのスイーツを爆買いする事もあるそうです)」
私が接した事のある一部分似たような事例を
シェア致します。
【手と足の震え】
♢社会人になりたての23才の女性の例
インドア派で仕事以外は家が好きとの本人談です。
就職して1人暮らしになりアパートを借りて
1週間位と話しておられました。
自炊がまだ慣れておらず毎日コンビニで
お菓子を購入(チョコとかクッキーとかポテトチップスなどが大好き)で、ほぼお菓子を食されていた方の例です。
仕事中に手足の震えが止まらず、
攣っているような感じになり、
そのうちに足がこむら返りのようになり、
全身痙攣?なのかなと思い支えに行ったのですが、
椅子に座って貰おうとサポートしても
ずり落ちてしまい本人の手で椅子の座面を推して
支えにして座面の反力を使って椅子にも座れない
状態になりました。力が入らないとの事でした。
少し呂律も回ってない感じで、
一時的に自力では立てなくなりました。
その時はご家族のお迎えが叶わなかった為、
救急車で病院に行き点滴を投与して貰い、
暫くベットで休み回復しました。
結果、病院で先生から「カリウム不足なので、
ポカリスエットのような水分を取るとか
バナナなどを食べるなどで防げます。
バランスの良い食事を心がけててください」
と言われていました。
あくまでも一般人が接した似たような1事例です。
その時カリウム不足で手足が震えたりするんだと
いう一般人としては衝撃的な感想を持ちました。
梅津さんのヨガの生徒さんには当てはまらないかもしれませんし頑張らない筋トレではないですが…。
以下の梅津さんの投稿(一部抜粋)
「▪️栄養に関しては、味噌玉を渡し和食中心にストレスにならない程度にアドバイスしています。」
ともありましたので、素敵なサポートだなと思い
1つの事例ですが、ご参考程度に投稿します。
Nahoko kaizuさん
落合さん
お返事遅くなりました。
すごく似たケースのシェアをありがとうございます。しかも1週間でそのような症状が出てくるとは驚きです。そしてその方はカリウム不足だったのですね!!
生徒さんは血流測定をしたら真っ白だったので貧血対策しようと思いそちらに気を取られていましたが、カリウム!カリウム対策してみます!!
月に2回は私と夕飯を食べるので、その時はカリウムに気をつけて料理するようにします。人それぞれの体ですが、こんな風にシェアして頂き感謝です♡
私の不調を治してから、生徒さんの不調をと思っていたので。。いつまでも質問できなかったのですが思い切って質問して良かったです。
ありがとうございました。また報告させて頂きます
永野 真治さん
5期生の永野と申します。 フィジカルトレーナー歴 20年 メンタルトレーナー歴 10年 この間に5年間整形外科にリハビリトレーナーとしても勤務していました。 昨夜、質問内容を拝見致しました。 瞬時に思った事は、 これは「【体芯力】以前の問題ではないのかな?」というのが正直な感想でした。 でも、今朝亮司先生からのご提案内容を見て、「なるほど、【体芯力】でそこまで対応できるのか」と感心しましたが、 もし、亮司先生からのご提案内容を試されて思わしい効果が見られなければ、 医療機関の受診(内科、整形外科)なども視野に入れておかれる方がいいのではないか?と思いました。 クライアントの状況を考えれば、 ・4年間ほど家から出ていない→廃用性症候群の疑いがある ・栄養状態もままならない→低栄養状態によるリスク→何らかの内臓疾患の疑いもあるのでは? ・就職して1人暮らし→ストレスマックスに近い状態にある 僕は、この状況からクライアントさんは23歳とう若さですが、 心身の状態は高齢者並みで、いわゆるフレイル(介護を必要とする前のレベル)のような状態になっているのではないか?と想像しました。 ですから、海津さんがいま出来ることとして脳神経にアプローチしてクライアントさんの改善を試みることは大事ですが、 クライアントさんが心身にストレスを受けている環境(状況)が変わらない限りは、根本的な改善は難しいのではないかと思いました。 場合によっては、医師や管理栄養士などのサポートを受けることも必要な気がしました。 パーソナルトレーナーの心得として、 もし自分の手に負えないと判断した場合は、他者に委ねるという選択肢も考慮に入れておく必要があると思います。 その場合、極力クライアントさんが具体的な行動を取れるようにお膳立てをしておくという誠意は示す必要があると思います。 最終的には、こちらから提示したことを実行されるかどうかはクライアントさんに委ねることになりますが、 若干23歳で社会経験も少ない方のようですので手厚いサポートは必要になるかと思います。 いずれにしましてもかなりハイリスクなクライアントさんだと思いますので、慎重に対応される方がよいと思います。 まずは、亮司先生のご提案内容が功を奏しますことを願っています🙏
Nahoko kaizuさん
永野さん
ご返信遅くなりました。貴重なアドバイスありがとうございます。
【自分の手に負えない人】このような方が増えに増えてしまい、体芯力まで辿り着いた経緯もあります(sweat)
==========
その場合、極力クライアントさんが具体的な行動を取れるようにお膳立てをしておくという誠意は示す必要があると思います。最終的には、こちらから提示したことを実行されるかどうかはクライアントさんに委ねる
==========
個人情報によりここでは詳しくお伝えできないのですが、少しプライベートな話しも聞いているのでそこら辺も加味して具体的な行動を取れるように今から準備しておきます!!
まずは亮司さんのアドバイスと共に夕飯を管理栄養士の先生のアドバイスももらい組み立ててみます。
永野さんのこれまでのご経験からの的確なアドバイスありがとうございます、またご報告いたします。
