舌が上顎につく感覚がわからないという方について(2025/5/20)

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質問者:池戸つゆこさん

8期池戸つゆこ質問です。

舌が上顎につく感覚がわからないという方について。

私自身にはそれがどういう事なのかわからないのですが、舌のマッピングが悪いという事ですか?

舌神経の活性不足とかですか?
舌先は動いているし、食べることも日常生活難なくされています。

ただ、座って草取りをしていたら30分くらいで腰が痛くて立つのがやっとになられます。

他人に気を遣いすぎる方のようです。

呼吸の際に舌を上顎につけて息を吸うと言うと、舌先が上顎につくだけで、舌の根本があがってない感じで、喉の奥に空間があり、食道と気道が分けられないから呼吸が浅いのかな?

舌に意識をしてもよくわからない方に、舌を上顎につけてもらう際に、どう言う声がけをしたらわかってもらえるのでしょう??

下半身は比較的柔らかくて、お尻周りの張りもあまりありません。

そう言う方には呼吸ワークは、ハードルが高いと思われてしまうような気がするのですが、一番大切なので意識してもらいたいなと思うのですが、意識をしすぎると余計に身体がマイナスに働くこともあるようなので、迷っています。

舌を意識させずに鼻から呼吸というところから始めてもらうのでもいいのでしょうか??

変な質問で申し訳ないですが、いい解決に結びつくヒントがあれば教えてください🙏

回答:Nahoko kaizuさん
8期の海津と申します。

この方のケースとは異なりますが、生徒さんでベロを手術して全く動かない方がいます。その方に向けたワークを教えて頂きました。


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8期<補講【1】-2025/4/12(現地開催)>
1:35〜舌骨筋、首、鼻の奥などワーク
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池戸さんの方のケースにも?と思いました!
このベロが動かない生徒さんは呼吸が楽になってきるとの事です(please)
○○さん

北澤紘子さん
はじめまして、7期の北澤紘子です。

まだ学びの途中ですが、参考になればと投稿します。
もしかすると、お察しのように舌のマッピングが弱いのかもしれません。梅津さんの補講紹介の他には、ウェブサイトの1分動画にも部位別やキーワード検索できるので活用なさってみてください。

また、想像ですが、草取り30分で腰が痛くなる、というのも呼吸時に背中側のふくらみが出にくいようにも、感じました。

草取りの体制(ヤンキーすわり)で腹側に入りにくい状態で、肋骨まわり、胸椎、腰椎まで呼吸の膨らみが出るかアセスメントし、やりやすい順番で、呼吸練習をなさるのもよいのかなと思います。
ワニの呼吸→仰向け呼吸→しゃがみ体制

7期14回本講座の冒頭からの前半で、呼吸による腰痛改善を実際にパーソナル形式で学べました。こちらも参考になさるとイメージが湧くかと思います^_^
池戸つゆこさん
ご返信ありがとうございます😊
背中の膨らみはほとんど出ません。こんど、肋骨、胸椎、腰椎どのあたりまで膨らむのかをみてみたいと思います。

呼吸ワークは、
うつ伏せよりも座ってやる方が呼吸がしやすいとのことで、座って深く鼻から呼吸をしてもらいました。舌が上顎につく感覚はやっぱりわからないと言われ、喉の奥に空洞ができているような気がするとのことでした。前回は、空洞もわからなかったので、進歩だと思いました。

呼吸は深く吸えなくて、どうしても胸上部になりがちなのですが、焦らずに深い呼吸を心がけてもらいました。
前回来られてから、
寝る前にも呼吸を心がけるようにしてくださって、寝つきがとても悪かった(布団に入って1時間は眠れなかった)のが、10分以内で気がついたら寝れているとのことでした。

呼吸を心がけるけれど、どうしても舌を動かすというのが難しいとおっしゃってました。
喉を閉める感覚などが全くつかめないとのこと。

ただ、呼吸のおかげか草取り30分しても、疲れにくくなってきたとおっしゃいました。

ほっぺたの内側を舌でなぞったり、押したり、上を向いて舌を出し入れしてみたり、舌をたくさん動かしましたが、舌の根本の感覚はほとんどなく、上を向いて舌で天井を舐めるような動きをしてもらって、ゆっくり戻すようにすると、少しだけ舌の上の意識が入るようになったような気になられました。

7期14回本講座、みてみます!ありがとうございます😊
三部優子さん
こんにちは
5期 三部優子 と申します

質問を読ませていただいて、想像なのですが、舌と上顎をつけて陰圧状態をつくるのが、困難なのかなと思いました。
赤ちゃんがおっぱいを吸う時の舌と上顎の使い方です。

柔らかいストローなどを舌と上顎に挟んで飲み物が吸えるかどうかで試せるかと。

固形物を食べるようになると、上唇と下唇で挟んでストローを使えるようになります。

できない原因としては
◯舌骨筋が上手く使えていない
◯鼻呼吸ができていない(普段無意識だと口呼吸されているかもしれません)

◯舌骨筋に、関してはストレッチ法を亮司さんが解説されていました
舌の運動と合わせて行うと効果あると思います

ちなみに、私の脳性麻痺の娘は大人になった今も唇で挟んでストローを使う事ができないので、舌と上顎に挟んで飲んでいます。

末端が器用になると原始的な動きができなくなってたりしますね

質問内容と的が外れてたらすみません💦🙇‍♀️
池戸つゆこさん
ご返信ありがとうございます😊
なるほど!そうですね、陰圧状態(って言うんですね!)がまさにできはりません。
舌骨筋について解説探してみます♪

ストローも、ヒントになりそうです。
意識的に鼻での呼吸ですが、無意識だと口呼吸なのかもしれませんね。

65歳ですが、結構前から、職場でお昼の後などに座りながら寝ていたら、舌根沈下で、呼吸困難になったりして、みんなに心配されることもあると言われました。
嚥下困難にならないかの将来も心配されていたので、喉の奥の感覚がわかるようになりたいとおっしゃっています。
藤本恵美さん
舌が上顎につく感覚がわからないという方について。

私自身にはそれがどういう事なのかわからないのですが、舌のマッピングが悪いという事ですか?

舌神経の活性不足とかですか?
舌先は動いているし、食べることも日常生活難なくされています。

ただ、座って草取りをしていたら30分くらいで腰が痛くて立つのがやっとになられます。この辺り、私自身がそうです。舌が上顎につく感覚がいまいちわからず、そういう人は食いしばりや歯ぎしりがひどくなることもあるので、歯の矯正治療もしましたし、今はマウスピースで対応をしています。

歯科には子供の頃から舌を上顎におく習慣がなされてないので、そのようになっていると言われたのでマッピングされてないということだと思います。私も舌のどの部分から持ち上げてどれが正解なのか今も正直わかりません。歯科には張り紙でもして気づいたら舌を持ち上げるようにと言われていますがそれがなかなかれできません。

30分草取りの腰痛もまさに同じで、回答がみられるので質問していただき大変ありがたく感じました。一緒に学ばせて頂くと共に、もし実際に改善点しましたらお伝えさせていただきます🙇‍♀️
永野 真治さん
5期の永野と申します。

そもそもなんですが、その方が「舌先を上顎に付ける」ということが、

どういう状態のことなのか分かっていない可能性もあるのではないでしょうか?

実際に口の中を見せることは出来ませんが、下記のイラストでこのように舌の位置を取ることは出来ますか?

と確認されてみてはどうでしょうか?
↓↓↓
https://www.bing.com/images/search?view=detailV2&ccid=%2FpwUHBLl&id=45FF5578B31DED2370C5C0981ECF0667F0BCA511&thid=OIP._pwUHBLlltf5TX0u47MEggHaFU&mediaurl=https%3A%2F%2Fwww.icb-6480.com%2Fwp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F11%2F01c84477c4dea1365e90695aa277e3a2-1024x735.png&exph=735&expw=1024&q=%e8%88%8c%e5%85%88%e3%82%92%e4%b8%8a%e9%a1%8e%e3%81%ab%e4%bb%98%e3%81%91%e3%82%8b%e3%80%80%e5%9b%b3&simid=608029858288397110&form=IRPRST&ck=FD7E322D9A2CB2BBCDC6E390FC38A12D&selectedindex=0&itb=0&ajaxhist=0&ajaxserp=0&pivotparams=insightsToken%3Dccid_%252FpwUHBLl*cp_6CEC6449C3667CE6EFD9855CB31C95C4*mid_4FF458564B1C55252F5AC0981ECF0667F0BCA511*simid_608002194363808873*thid_OIP.!_pwUHBLlltf5TX0u47MEggHaFU&vt=0&sim=11&iss=VSI&ajaxhist=0&ajaxserp=0
池戸つゆこさん
資料ありがとうございます😊
一応、手で説明(片手で上顎を作って、もう片方で舌を表現)して、理解はされたと思います。

舌の本当の先っちょだけ上顎につけるような感じで、舌の奥は上に上がる感じがしない、空間が常にあるのはわかるけど、そこは埋められないとのことでした。

今日来られて確認したら嚥下自体の力が弱そうです。喉が動いている感覚もなく、よく水分が気道に入ってむせたり、うたた寝で舌根沈下、呼吸困難になるようです。

よく話を聞くことの大切さを亮司先生がおっしゃるように、実感しました。

ありがとうございます♪
渡邊風花さん
池戸さん、おはようございます。
8期の渡邊風花といいます。私の職業柄から参考までにコメントさせて頂きます。

・舌が上顎につく感覚をなんとなくわかってもらう方法として、「タ行」、「カ行」を言ってもらうことがあります。

それぞれ発音してもらうと、
タチツテト→舌の先が上の歯の裏~歯茎の辺りに接触する感じ
カクコ→舌の奥(奥舌)が持ち上がり上に当たる感じ
キケ →舌の真ん中辺りが持ち上がり上顎に当たる感じ
があるのがわかってもらえればいいなと思います。

塩嶋さんのコメントにあった下でガムなどを貼り付けて、剥がすのもわかりやすいかもと思いました。なおかつ舌筋群の運動になるかと思います。(ガムが嫌いであればオブラートでも代用できるかもしれないですね)


以下は余談ですが、もし見る余裕がありましたら気になる部分だけでもサラッと読んでみてください(^^

・サ行が言えないこどもさんにストローを舌と前歯で挟んでもらい、ストローから息を吐く練習をすると言えるようになることがあります。
またストローで吸えないのは三部さんの言われるように口腔内が陰圧になっていないことが要因です。通常吸って口に入れるときは、舌のが上顎に接地し、その後口腔内の前のみに空間を作ることで液体を取り込みます。

・なお、液体を口腔内に溜めるためには、舌の奥が持ち上がり喉奥に流れこまないようにする舌の動きが必要です。

・水分でよくムセる、喉の奥の感覚がわかるようになりたいとの内容がありましたので、これまでの情報からおそらく舌の中央~奥が持ち上りにくいことで、水が喉の奥に流れこむのが速く、本人の飲み込むタイミングが合わずムセている可能性もあるかと思います。喉の奥の感覚が鈍ってもムセなどの問題が生じます。

・舌が持ち上がらない要因が、舌の筋力低下や皆さんもコメントしていた舌骨筋群の動きが硬い可能性も考えられます。
池戸さんがされていた舌の運動も素晴らしいと思います!
あと、参考までにそれほど嚥下が悪くないが水分でムセ、咽頭(喉の奥)の感覚が少し鈍いという場合に、小さな氷片を使って舐めながら溶けた水を飲みこむという訓練方法も存在します。冷たい刺激で感覚を入れやすくします。(氷舐め訓練)

もう一つ。ご本人ができるのであれば、上を向いてガラガラうがいも伝えてみてください。奥舌を持ち上げる運動になります。


一通りコメントを読ませてい頂いたうえで、今後の注意点として、もし今回の嚥下の困難さが急に出てきていた場合や急に悪化している場合は、脳梗塞などを疑う場合がありますので、お話しのなかで経過を訊ねられてもよいかと思います。徐々にということであれば運動等をしながら経過をみてよいかと思います。

長文で失礼致します。参考になりましたら、幸いです😌
○○さん

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