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質問者:西村文江さん
体芯力を応用してX脚を改善していくには、
①まず背骨・骨盤の可動性を出すこと
②股関節の外旋方向への可動性を出していくこと
③足底の感覚を上げていくこと〜特に外側への感覚を入れる
他にできるアプローチがあればアドバイスを宜しくお願いします。
回答:木谷愛衣さん
こんにちは、8期木谷です。
X脚は骨盤前傾後傾いずれの場合もあると思いますが、どちらにしても腹圧が抜け体幹が股関節上からスライドしている状態だと思います。
なので、①のcat and cowなどで骨盤の可動性をあげた上で、マイケル(馬歩)の姿勢で腹圧をあげ、股関節上に体幹を戻すのはどうでしょうか?
そこから②の外旋をするとより外旋筋を使う感覚が得られやすいかと思います。
③の足底外側感覚刺激は、殿部の感覚が薄い人だと下腿からの外旋が促されることもあり、knee-in toe-outになることもあると思うので、これもマイケルや股外旋をした上で行うとよりいいかと思います。
わたしも最近よく同じことを考えていたので、うれしくなり返信しました。
内容はほとんど被っていたと思います、他にと言われていたのにすみません🙇
これからよろしくお願いします!
⚠︎すみません、knee-in toe-outではなく、膝下O脚(膝下外反)の間違いでした。
西村文江さん
愛衣さん、アドバイスありがとうございます:)
運動の順番大事ですよね!
若い方であれば反り腰、猫背になりやすい方が多いように感じます。
反り腰であれば腹圧は必ず抜けているので、cat and cowで背骨・骨盤の可動性を上げてからマイケルで
腹圧を上げる⇒ いいですね!
腹圧を上げて骨盤が起きてきたら、さらに臥位で骨盤マイケルからヒップアップで臀筋群、外旋筋の促通をしていくと
股関節が機能しやすくなりますね。
ヒザ下の捻れは足部の過回内(扁平足)が影響してくるので、前回のセミナーでやった立方骨に刺激を入れて足裏のアーチを作り、
足底の重心移動の感覚をつかんでいくのが良さそうですね。
今度X脚の方の施術、運動指導を行うので実際どのようなアライメントになっているのか見てみてシェアできそうならしますね:)
こちらこそ、これから宜しくお願いします!
永野 真治さん
5期生の永野と申します。
【体芯力】を応用してということであれば・・・
「お尻歩き」や「スワイショウ(左右回旋パターン)」の動きには股関節の内外旋の動きが含まれていますので、
なるべくダイナミックに動いてもらう方がその方のやりにくい動作を見極めることが出来るのではないかと思います。
その後に、「キャット&カウ」や「脚またぎ」「お尻ストレッチ」「L字ストレッチ」「腰割り」などのエクササイズをして
もう一度「お尻歩き」や「スワイショウ」をしてもらって股関節の動きの変化を見るという流れは考えられると思います。
※「脚またぎ」や「L字ストレッチ」は、主動側(動かす側)の股関節を内旋をさせることになりますが、反対側は自然に外旋を誘発させることになります。
股関節周りのやりにくい動作を改善していくことで自ずとX脚の改善にも繋がっていくと思います。
最終的には「膝腰同側歩行」まで指導していけたら理想的かと思いますが、
まずはご自分がシッカリお手本を見せられる動作(エクササイズ)からアプローチされればいいと思います🤗
※すぐに出来ることではないと思いますが、亮司先生が言われている「木を見て森も見る」という視点を持っておかれるといいと思います❣️
P.S.
【芯ノ巻】に入れば、脳(脳幹)からのアプローチでX脚改善に繋がる方法を学ぶことが出来ます。
西村文江さん
真治さん、アドバイスありがとうございます:)
8期の西村文江です。
確かにお尻歩きのようなダイナミックな動きで股関節の動きが悪いのか胸郭の捻りが出にくいのかなど
動きずらい部位を先に評価しておくとエクササイズ前後の変化を見れて確かにいいですね。
そして、お尻歩きは動きが早すぎると何となく出来ているようにも見えるので観察力がいりますね。
股関節の前側を自分が少し痛めているので、どのエクササイズで痛みが改善するかも試している段階ですが
うまく伝えられるエクササイズから介入してみます。
本人さんに体感してもらえないとエクササイズも継続が難しくなるのでその誘導の仕方も大切だと感じています。
芯ノ巻の脳からのアプローチ楽しみにしておきます;)
