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質問者:麻生裕之さん
8期 マスターズ陸上の麻生です。
明日は会場で宜しくお願いします。
陸上競技のマニアックな質問になりますが、ご容赦ください。
昨日、今シーズン初の大会が群馬でありました。ドーピングしたの?と言われるぐらい凄い記録を出せればと思っていたのですが、そこまで甘くはなかったです。
年齢別で100mは3位、400mは優勝だったものの、目標タイムにはかなり遠く、まだまだ体に覚え込ませられていません。
100mのクラウチングスタートでは、右手を思い切り前に出してすぐ引くことにより、反力で後ろ側の右足の蹴る力をうまく引き出すことができました。ただ、速い動きの中で屈曲→ラブ突→マイケルを意識しながらやることはさすがにできず、残り20mぐらいでは状態が前に倒れて骨盤の動きをうまく作ることができませんでした。
・第3回講座の中で言われていた、意識するとそこが緊張するということで、骨盤の動きは意識しない方が良かったのでしょうか。
(意識しなくても動くように、普段の歩行や体芯力体操で動きを体に覚えさせておく。)
400mは、いつもよりも脚が動かなくなるのが遅くはなったものの、最後はやはりフラフラになってしまいます。
・フラフラになった状態でも地面からうまく反力をもらうためには、どこへ意識を向ければ良いのでしょうか。それとも、上の質問ともかぶりますが、何も意識しないのが良いのでしょうか。
翌日、脚の前部に全く筋肉痛がなく、お尻・背中・お腹の中が筋肉痛というのは、初の感覚です。
回答:鈴木亮司さん
返答が遅くなって申し訳ありません。
局所意識をしてしまうことで、動作を作ろうとすると、あまり良い結果にならないというのが僕自身の経験ではありますが、感じています。
特に連続動作の時に出来ているように思えても映像を通してみた場合、感じたものとは真逆(出来ている、という感覚が実はできていなかった、間違いかと思うような動きの感覚が実は正解)にでたりすることも少なくないものだと思います。
ラブ突からマイケルの動きは、どのような部位にどのような力加減で行うとラブ突マイケルになるのかを模索していく必要があるかと思います。
ラブ突マイケルの動きが無意に出るように可動域は十分に作っておく必要はあるかと思います。
身体の動かす部位が変わっているので、脳自体はまだ不慣れな車に乗っているような状態なので、エネルギー消費量が多かったり、以前の使い慣れた身体の操作法に戻ることはありますが、これは新しい感覚を入れ続けていくことで、新しいOSへ買い替えが進むと思います。
麻生裕之さん
ありがとうございます。人体実験、色々とやってみます。
立方骨(でしたっけ?)にテープを貼る効果も楽しみです。
○○さん
