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質問者:伊藤律子さん
初めて質問させていただきます
8期伊藤律子と申します
半農半セラピストをしています
7年以上訪問している67歳女性のお客様についてご相談いたします。
対応を始めたのは、膝に水が溜まり抜く治療を始めたと知合を通じて聞き、身体の自然治癒プロセスを阻害しない方がとの思いから見せていただくことになりました。
膝痛は既に数年経過し、軽度ながら明らかなO脚にもなっていました。
私は原因を推察してアプローチするよりも、食生活やリフレクソロジーなどで身体がエネルギーを得れば、自然に回復へ向かうという考え方で対応をしています。
間もなく水は溜まらなくなり、毎年年末に原因不明の発熱で入院していた恒例も無くなリました。
が主訴であった痛みはずっと消失せず、時折右だけになったり左だけになったり、或いは膝より片股関節や片足首に移ったり、しかし足は歩けない程のことはなかったけれど、腕全体が重く痛んで肘から下全く動かせなくなったことが2度もありました(1度目は3ヶ月、2回目は3週間かかって自然回復··長かった)
そしてイレギュラーが回復すればまた膝痛に戻ります。
既往症として
ファロー四徴という先天性奇形があり、3歳と19歳で手術受け、現在心疾患の印象はありませんが、幼少期〜学生全期に及び運動を禁止され、自転車にも乗りませんでした。
現在は回復しているように見えても、生後ずっと追跡研究対象で月一の通院や服薬は止められ無いことと、運動制限による精神的拘束感やO脚歩行のマッピング状況で、自然な回復という私の理想は及びにくい。
そんな中4月から体芯力体操を取り入れ日常動作の中で骨盤使いや膝腰同側を取り入れてゆけたら!と希望を感じていた先月、
立って何かに掴まった状態で足指の甲を床に押付けていただいたところ、ほんの少しの圧でかなり痛がられました。
「耐えられる範囲で少しずつ」と言ってもとても自発的にはやりそうにない様子ながら、ここネックポイントとも感じてしまう為、手技的に何度かぎゅ~ッと折り曲げました。
永年リフレクソロジーで趾周りの操作や痛みには慣れているため、自重で痛がった割には私の手技では力も抜けて預けてくれるため、何度か前後左右へと動かしました。体操として伝えたのは初めてですが、施術としては従来からしばしばやっていたものです。
自分でも気づいたら少しずつやるよう伝えて帰りました。
その5日後から足が痛くなり、その後腫れてきたと言うので写真を送ってもらいました。
因みにこのお客様、ご自分の身体が一般より敏感で弱いと知ってるので、いくらよいと言われても痛いほどやったりやり過ぎるタイプではありません。
しかし思えば、かつて手が痛くなった時も肘下がこんなふうにパンパンに腫れたことを思い出しました。
ワーファリン他、循環改善薬等数種、服薬をしているので時折血管やリンパ管内で渋滞が起こるようにも感じます。
一定時間冷やすこと以外は何も刺激はせずゆっくり自然回復を待つスタンスしか私にはないのですが、何かできることや考察、アドバイスがありましたらお願いいたします。
今回の症状に限らず、思いつかれたことがある方はぜひともご意見をいただけたら有難いです
回答:鈴木亮司さん
こんばんは🌆
ファロー四徴の影響は色々と考えられそうな事柄がありますが、神経学の側面から見ると…
痛みが右だけになったり左だけになったり、或いは膝より片股関節や片足首に移ったりなど痛みに部分がはっきりしないことからマッピングが消失している可能性が考えられます。
O脚の場合、脳幹の働きに疑いが持たれます。
また痛みに対して敏感というところも脳幹の問題の可能性が考えられます。
◆マッピングの為の方法として
脛骨、腓骨や下半身中心の神経のスラッキング、呼吸による身体内部のマッピング、運動強度難度の低い簡易な動きを選択など
◆O脚、痛みに対して敏感の場合、脳幹の働きが過活性していることを抑制するために、
○呼気メインの呼吸、
○パーミングなどを目を休める方向のアプローチ
各種筋肉へのアクチベーションなど
こちらの方法を行ってみて反応を見て、その後どうするのかを見極めていくと良いかもしれません。
伊藤律子さん
こんばんは
早速のご回答有難うございました
自分では全く思いが及ばなかった内容で、勇気だして相談してみてよかったです。
痛みと脳幹との関係はちょうど本講座で学んだばかりですが、この症例とは結びつかなかったし、以前講座で、O脚は呼吸と関係があると言われていたことも解らぬまま追求せずにおりました。
いただいた膨大なアプローチ方法を一つ一つ確認し、目や脳幹は休め、筋肉は少しずつ活性化させることを目指して取り組んでみます。
◆呼吸による身体内部のマッピングとは
7月8日の永野さんの投稿にある
呼吸によりシッカリ酸素と血液を届けるよう、部位別の流れをイメージして行うことでしょうか?
永野 真治さん
横から失礼致します🙇♂️ 亮司先生からのアドバイスの「マッピング」というのは、神経学的なものでスラッキングや負荷の少ない運動と合わせて 呼吸も【体性感覚】を意識して行なうとよいですよというものだと思います。 それに対して僕が池戸さんにアドバイスした脳内でのマッピングというのは、 ちょっとスピリチュアル的なものです。 例えば、ガン患者で余命宣告されたような方でも現代医学では説明のつかない現象として何故かガン細胞が消滅して寛解する事例というのに似ています。 僕は感性重視派なんですが、それまでに何度かやり取りをしていて何となく池戸さんも同じような感覚を持っておられると思って、あのようなアドバイスをさせてもらいました🤗 (池戸さんの返信内容から、僕の意図がちゃんと伝わってると思いました) 体芯力の講座では、あまりスピリチュアル的なことには触れられませんが、 僕個人的には、【体芯力】にはスピリチュアル的要素がかなり含まれていると思っています😜 もし、伊藤さんが僕から池戸さんへのアドバイスに何かポジティブなものを感じ取られたのであれば、ご自身の感覚で補足的にクライアントさんへ伝えるのは別に問題ないと思いますヨ。 呼吸は、脳幹という部位で制御しているものなので、呼吸することで脳(脳幹)が体の各部位と繋がるという感覚は、まるまるスピリチュアル的なことでもないと思います。 P.S. 勇気が出せて良かったですね! これをキッカケに事態が進展していけばイイですね❣️
伊藤律子さん
ご丁寧に有り難うございます。そうだったのですね 運動に苦手意識ある方や、マッピング形成から始める状況では特に、呼吸がとても重要と知っても、どんな呼吸法から伝えて行くべきか悩んでいたので 永野さんの体内の流れをイメージする呼吸を読んで直ぐにいいなと思い、亮司さんからの回答をいただく前既に、お客様に字面で伝えておりました。 なので亮司さんから「身体内部のマッピング」と読んだ時すぐそこに結びついてしまいました。 改めて読んで見ると違いましたね😅 私自身科学とスピリチュアルの境界はなく、目に見えないものが99%と思っているので、感性重視は当たり前です。 科学や言語が多いほど信頼性をもって伝わりやすいから学んでますが、気づくと感性に響く方に反応してますね😂
○○さん
