質問者:地家さん
小学6年生のバレリーナを目指している子に関する質問です。
左股関節大腿四頭筋腱損傷+下前腸骨棘一部剥離ということで現在治療中です。
元々左足を挙げる時に大腿の筋肉(四頭筋?)を使って上げており、それが今回の痛みに繋がったとのことです。
そこで腸腰筋や腹の筋肉を使えるようにスイッチを入れて挙げる方法についてお伺いしたいです。
アプローチ方法としてはどのようなものがあるでしょうか?
5期本講座の第7回目の4:34:00~4:46:00くらいに亮司先生が太腿の前の力を抜いて脚を挙げる方法を説明されています。
菱形体操と弓歩を組み合わせた膝腰挙げのバリエーションです。
鳩尾からを脚と思って使うとか、その感覚の入力方法として脚スワイショウのやり方なども説明されているので、参考になるのではないかと思います。
僕は、バレエのことは全くわかりませんが、単に太腿の前に力を入れずに脚を挙げるのなら動画の内容がそのままレッスンで使えるのではないかと思います😊
5期の飯野です。私もバレエのことはわかりませんが、蹴りの時に脚が上がらず困っていました。
脚が上がる時に骨盤を動かしていなかったので、膝が上がらないでいました。
骨盤の後傾と足指を少し上げてから地面半力をもらうと簡単に上がるようになりました。
骨盤の向きが後傾になっていないのであれば、後傾前傾の動きを練習すると良いと思います。お役に立つかわかりませんが😅
永野さん、飯野さんありがとうございます!
難しく考えすぎたのかもしれません。
「基本に立ち返れ」だと思いました。整体師なのでつい何かやってやろうと思ってしまいます。
難しく考えないで体芯力体操を一通りやってもらうのが良さそうです!重ね重ねありがとうございました!
5期の廣田です。
バレエ歴は1年と短いですが、長く安全にバレエを楽しみたいと思い、日々研究しております。
【バレエは骨盤ニュートラルがアカデミックの基本】
理由①群舞でチュチュという広がるスカートで並んで踊る時に、骨盤の角度が少しずれるだけでスカートの角度が皆と大きく異なり揃って見えないからです。
理由②バレエ特有のアンディオール(股関節の外旋→がに股🦀)は骨盤後傾の方がやりやすいが、脚を閉じる為の内転筋群は骨盤前傾の方がやりやすい。よってニュートラル推奨。(もしくはやや前傾と指導する先生もいるそうです。)
前の脚上げは骨盤「後傾」・後ろの脚上げは骨盤「前傾」の方が、脚は高く上がりますが、できるだけ骨盤の前後傾や左右の高さを変えずに行う、とバレエの場合は指導を受けます。(理由①より)
なので、脚上げの際に思い切った骨盤「後傾」はNGでして、、、
バレエは決まり事が多く、好き勝手身体を動かせない窮屈さもありますが、だからこそ自分の身体の癖や成長が明確なのがとても面白いです!!!
色々書いちゃいましたが、小学6年生の若きバレリーナさん🩰
→引き上げ背中を固めて酷使する
→アウターの起立筋が過緊張
→姿勢保持に働きたいインナーの多裂筋が上手く使えず
→本当は脚上げに使いたい大腰筋が姿勢保持の為に働き
→結果、脚上げに四頭筋を使わざるを得ない
→酷使した四頭筋の付け根に痛みが出る
という代償運動が起きやすいと聞きます。私も経験しています。
私は、亮司先生の⬇動画の背骨の運動で背中を緩め、脚スワイショウで脱力感覚を掴んでから、バレエをやります。
レッスン前に体芯力をやると、アウターの過緊張が取れるので、代償運動が起きにくいなぁと感じます。
今は、四頭筋の付け根の痛みはなくなりました。
体芯力体操を一通りやって頂くの、大賛成です✨
バレエでは得られにくい脱力感や、新たな身体操作の術を得られるかと!応援しています😊
アドバイスありがとうございました。
骨盤の位置、そうなんですよね。
私も色々調べてみたらバレエは基本が骨盤ニュートラルとなっていましたし、整体のお客さんであるバレエ教室の先生から「10年続けてくれてる生徒さんが急に左足だけ上げる際に痛みが出てしまってなんとかしてあげたい」と相談されてその先生も同行されてこられたので、緊張もしましたし、バレエをする際の身体の使い方という点でアドバイスができず落ち込んでおりました。
うちは整体院なので、まずは脊柱&肋骨を手技で緩めて、左足は神経を促通させる手法を施し
ずいぶん足は上がるようになりましたが、これからどう痛みを出さずにバレエを続けるかは身体操作にかかってくるのでこの場を借りて質問させていただいた、という事情でしたので今回のアドバイスはとても助かります!勉強になります。
この女の子は痛みがで始めたのが1ヶ月前くらいでそれまでは問題なかったそうです。
元々左足の左臼蓋形成不全があったようですが問題なく踊れていたようでしたので、上記の代償運動が弱い左足に出たのでしょうか。
レッスン前に体芯力体操、特に動画の脊柱と脚スワイショウをやっていただく。
そうすることで実際のバレエのパフォーマンスが上がるのだから、骨盤ニュートラルでも痛みが出ない身体の使い方が身に付くということですよね。
次回説明する際もそのようにお伝えしてみます!
ありがとうございました!
チアダンスでもフェッテターンがかなり多く入っており、分かる範囲ですが推測してみました。
友里さんの仰る通りですが、骨盤の位置がニュートラルでない位置で外旋させているのでは?と。
大抵が後傾で上げる子が多いですが、詰まりを感じるので膝が曲がってしまいます。
チアとは違うとは思いますが、踵着地時、ルルベ時共に本来はニュートラルであるべきかと思います。
ルルベ時(伸び上がっている時)は前傾になりやすく、着地時は後傾になりやすいです。
まずは骨盤の位置の確認をしたいですね!
細かく分割した時に骨盤がどう動くか。
ハムストリングスで支えられること、遠心力を使えること、上半身でいえばプレパレーション時に脇から腹斜筋が使えているか、というのも無駄な力が入らない要素かと思います。
アドバイスありがとうございました!
本格的なプロの視点での考察ですね。イメージしながら読んでみました。
バレエの骨盤の使い方の貴重なアドバイスをありがとうございます!
そちらに関しては全く素人なのでとても勉強になります。
やはり全身の筋肉がうまく使える=無駄な力が入らない状態である、ということに繋がるのだから、つまり体芯力で身体操作の機能を上げることが上原さんのいう理想の状態に繋がるということになると理解しました。
貴重なアドバイスをありがとうございました!
