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質問者:坂村純子さん
お客様ではなくて仕事でお世話になっている40代半ばの女性なのですが、
メニエール病になって治療は受けていますが、かなり回復に時間がかかっているらしいのです。
メニエール病に詳しくないので、調べましたら、三半規管のリンパ液が溢れることで、体の位置関係の情報が混乱して起こることとありました。
めまい=メニエールではないので、薬で症状を抑えることも必要かと思いますが、三半規管を鍛えるようなアプローチで少しでも改善の可能性があるのか、もしご存じの方やメニエールのお客様の事例があるようでしたら、教えていただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
回答:浅川 順一さん
僕は内科医で耳鼻科は門外漢ですが一般論としてメニエール病は内耳の器質的障害に基づく症状、それ以外のいわゆる良性発作性頭位変換などの眩暈は内耳の機能的異常に基づく症状と理解しています。
解り易い鑑別点は難聴、耳鳴など聴力の障害に基づく症状を伴うか否かだと思います。
というわけで本物のメニエール病は難聴と同じでなかなか治らない疾患ととらえるのが自然と思いますが厄介なのは耳石器のリンパ浮腫という病気の本態と言われている異常が検査でとらえにくい事で世の中では長引くの眩暈は何でもかんでもメニエールと呼んでしまう風潮があることです。
経験的に慢性のめまいを持病とされている方は自律神経の調節がうまくいっていないことが多く後頭部が凝り固まっている場合が多い様に感じます。
後頭部の凝りをとるだけでも症状が軽くなる場合が多く自律神経の調節や三半規管への刺激はご存じの通り眼球運動その他で介入が可能なのでその方の場合も本来のメニエール病かどうかが不明ですが、体芯力その他の機能解剖学に基づく介入で症状が改善出来る可能性は大かと思います。
坂村純子さん
お世話になります。
ご丁寧にわかりやすくご回答いただきましてありがとうございます。
更年期の女性がめまいで悩む方が多いことからメニエール病との違いなどを知りたいと思っていたので、詳しく教えていただき助かります🙇♀️🙇♀️
本物のメニエール病かどうかがポイントではありますが、自律神経の調節や三半規管への刺激で可能性があるということでしたら、眼球運動や背骨へのアプローチ(小脳)、呼吸、そして後頭部の凝りをほぐすことなど、お伝えさせていただこうと思います。
もし、少しでも症状軽減のお声を聞くことができましたら、ご報告させていただきます!
回答:上原 真由美さん
そういえば…。という話なんですが💦
メニエール病の30代の友達がいまして、眼球運動をしてもらったのですが、びっくりするほど眼球が動かず顔がついていってしまいました。
マッピングでも一発で鼻が触れないなど、本人も驚くほどズレておりました。
坂村純子さん
わぁ…そうなんですね💦
では、そういうことを踏まえて、アプローチさせていただこうと思います!
具体的な事例を教えていただきましてありがとうございます🙇♀️
