ヘルニアの人へのアプローチ、どうしたらいい?(2023/9/27)

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質問者:三宅さん

いつもありがとうございます。クライアントさんへの対応で教えてください!

  • 28歳(女性) 少々肥満傾向
  • 20代前半にヘルニアになったが、手術はせず温存治療(現在は通院していない)
  • 最近痛みが再発してきた
  • 状態:どう動いても痛い(ずっと座っていても痛い)

・股関節を左右に倒す動き

・あぐらで上体を倒す動き

・四つ這いで背骨を動かす動き(キャット&ドッグスみたいな)

上記のトレーニングを行っても大丈夫でしょうか?

その前に目の運動からやる方が良いですか?

回答者:久場さん

何番目かのヘルニアでも多少アプローチは変わるとは思います。

しかし、いきなり股関節や背骨を動かすと、動く部位しか動かない方が多い(股関節回旋では腰椎過伸展でロックして代償したり、 キャット&ドッグスでも初動の動きがヘルニア部分しか動かない などなど)ので、注意が必要かと思います。

ですので、私的には 痛みが強いのであれば、まずは眼球運動や、呼吸で胸郭をマイルドに動かしていったほうが良いかなと感じます。

まずは動ける状態に近づけていくのが優先的には先かなと。

あと経験上、後頭下筋筋群辺りが緊張していたり、頭皮も硬くなったりしているので、 そこを徒手的にリリースしてあげたりすると力みが抜けて背骨が動きやすい状態になりやすかったりしますよ。

徒手的に難しいのであれば 目から頭部をタオルで包み込むように被せるだけでも、痛みが和らぐ方もいたりします。

痛みは脳🧠からきますし、お若い方なので携帯やパソコンを使う時間が長いかもしれません。

あとは肥満だと姿勢的にもアライメントは崩れているイメージがあるので、全体的に眼と頭部、脳は疲労起こしている可能性は高いのかなぁとイメージしました。

脳を休ませ、自律神経を整えて、動いていない部分の感覚を入れてボディーマップ形成をどんどん行っていくって感じでしょうか。

三宅さん

ありがとうございます。

情報と知識と実践がなかなか繋がらず、そしてこういうチャットにも慣れておらず モタモタですが…💦

参考になりました!

まずは 眼球運動と胸郭の為の呼吸をアプローチしてみます。

ネットサーフィンもしてしまいます!と おっしゃっていたので、頭皮も硬くなっていそうですね。

また傾聴して探ってみます。

経験していくしかないですね。

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