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質問者:中澤里英さん
ご相談、アドバイスいただきたく、
空手をしている高校生の娘なのですが、
今月5日から左膝の重だるさ、力が入らない、膝を伸ばせない(痛いというよりも違和感があり延ばしたくない)、という症状があり、受診、MRIで半月板の内側に小さな傷があることがわかったのですが、今の症状の原因だと確信が持てないくらいの小さな傷だとのことで、リハビリで1ヶ月様子を見るとの医師の話でした。
運動制限は特にないのですが、膝を伸ばすことができないので歩くのも少々引きずるような感じです。
ちなみに、関係があるかどうかはわかりませんが7月に右足首内側を捻挫しており、9月いっぱいは右足を庇う意識があったと本人は申しております。
現時点で、できることなどありましたらアドバイスいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
回答:鈴木亮司
膝をのばしつらいとことで
ハムストリングス(腿裏)が拘縮していることに疑いを思います。
この場合、ハムストリングスの柔軟性を取り戻す為にハムストリングスの支配神経である坐骨神経の代謝を良くすることでハムストリングスの感覚が戻り、柔軟性が高まることを期待しつつ、脛骨神経、腓骨神経のスラッキングという動きを行なってみてください。
【脛骨神経】
スラッキング
https://youtu.be/Nq5GeENAilI?si=NBzdJ2X0tSf9mRonプレビュー
【腓骨神経】
スラッキング
https://youtu.be/nhDF9Aj-iTQ?si=orlqxJWUz2BAnP07プレビュー
この姿勢をとるのが難しい場合、うつ伏せに寝て、介助者が足を持って同じ体制になる様にしてみてください!
今回の方法は足首にも影響が出るので左右の足を行って良いと思います。
中澤里英さん
ありがとうございます!早速明日からやってみます。
またご報告させていただきます。
明るく振る舞っていますが不安でいっぱいなことは見え見えの思春期の娘を支えるにはまだまだ勉強が足りず、アドバイスいただけて本当にありがたいです。
鈴木亮司
はい、股関節や脊椎の動きを出すことも膝に影響が大きいと思いますので、ぜひ試してみてください!
中澤里英さん
ありがとうございます!
先日教わった脛骨神経、腓骨神経のスラッキングで膝が随分伸ばしやすくなったようです。股関節、脊椎、早速試してみます。
余談ですが、これはまさに今の娘にいいのでは、と思い体芯力道場の集中講義(歩行のための体作り)のアーカイブを見せたところ歩行がとても軽くなったと申しまして、その後外出した時にはしばらく黙って歩いて気持ちよさを味わっていたようです。
鈴木亮司
よかったです!
