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質問者:岡本知美さん
ハーフやフルを走った時に脚の裏面全体(ふくらはぎやハムあたり)が痺れてきます。両脚です。
ハーフ以上を走った事がまだ4回しかないのですが、3回は痺れて、一回は痺れる手前な感じでした。10キロや15キロくらいでは痺れず18キロあたりからあやしくなってきます。
素人考えですが、開脚、座っての前屈、立っての前屈が苦手で脚の裏面が硬いと言うか伸びづらい、股関節形成不全からの股関節の痛み、坐骨神経痛などの加減でしょうか。
何か理由や原因は考えられますか?
どんな事をしたら改善が見込めるかもアドバイス頂けたらありがたいです。
股関節が悪い場合、マラソンや登山はよくないでしょうか…と言っても続けたいので、どう言うことに気をつけるとよいでしょうか?
回答:小野 瑞季さん
脚の背面(ふくらはぎ、ハムストリングス)の痺れに関しまして
痺れは神経の代謝が落ちている要因が考えられます。
18kmあたりから痺れが出るとのことなので
今のお身体に負荷が高くなって
代謝が落ちていることが予測されます。
股関節や背骨などの動きを上げることで
18kmでの負荷がかかりにくくなり
痺れが起こらなくなってくると思います!
(股関節形成不全があっても、身体の使い方を上達させていくことで負荷は減らせます)
①ちなみに痺れは
走り終わってからも
しらばく続くご様子でしょうか??
②体芯力のワークをスタートしてから
18kmの距離を走ったときに
何か変化は感じることはありましたでしょうか??
③股関節に症状がある場合の登山やマラソンは
「痛みのない無理のない範囲の観察」
が大変重要です☺
ちなみに今、岡本さんは
どんな体芯力体操を行っていただいていますでしょうか??
より状況を詳しく教えていただきたいです🙏
○○さん
痺れは走り終わってからもしばらく続きますが、
1時間ほど休むと勝手になくなります。
でも痺れてる間は歩くのも立っているのも限界になります。
体芯力をスタートしてからは、まだ長距離は走っていません。10きろくらいですね。
体操としては、
スワイショウをベースにその時にできることをしてます。
座ってるときなどに腰上げしたり(前に痛くなったので、沢山はしません)
ねたままあしふみふみ、菱形体操、あしまたぎ、ボールポンポン、体芯力道場を見て一緒にやったりします。
必ずやるのはスワイショウです。
痺れは両脚なります。
普段私が感じる坐骨神経痛は右足のみで、右のお尻あたりの鈍痛的な痛みや太ももの全面などに痛みがあります。
それと比べるともっと痺れがとても強くて、歩いても立っていても痛いしだるいし、いてもたってもいられないかんじですね。
これがひどい坐骨神経痛なのかと言われればそうかもしれないし、わからない状態です。
呼吸に関しては、やはり浅くなってしまう事が多いと思います。
左右差は自分ではわかりません。
腹圧と関係あるのかはわかりませんが、腹筋は弱めで、反り腰系だと思います。
呼吸や腹圧コントロールはどのようにしたらいいでしょうか?
小野さんの質問にあったら、体操をしてどうかですが、体芯力体操などしていて、その場では楽になるなとかいい感じだなと思いますが、
走っている時や、普段の生活で、きいているなとか、楽になったなとか変化は分からないです。
股関節の痛みもかわらないです
○○さん
鈴木亮司さん
横から失礼致します。 呼吸や腹圧のコントロールも評価自体が難しいですよね。 体幹の操作力や前庭覚(三半規管)なども呼吸や腹圧とも深い関連があります。 講座の中で実技を通して腹圧や体幹のコントロール力について機会があれば解説していこうと思いますが、いかがでしょうか? 走りや歩き自体を変化させようとしても、腹圧や体幹のコントロール自体が不明瞭なままだと身体への負荷を分散させることが難しくなってしまうので、評価として行ってそこからどんなことが必要か考えていくと有効な方法を選択できるのでは無いかと思います。
