アプローチ方法のアドバイスをいただけないでしょうか?(2025/4/24)

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質問者:大井絹枝さん

こんばんは。
アプローチ方法のアドバイスをいただけないでしょうか🙇‍♀️

お客様の中で踵骨の外側に痛みがある方がいらっしゃいます。
⚫︎60代半ば
⚫︎腰痛分離症
⚫︎足首がかなり硬い
⚫︎扁平足
⚫︎mp関節など足部の関節がほとんど動かない
⚫︎踵の痛みのある右脚の足首がとにかく硬い
⚫︎杖を両手に使いながら軽めの登山をしている時に強い痛みが出た
⚫︎病院には行っておらず診断は受けていない
⚫︎昨日の施術で殆ど回復→本日歩くとまだ痛い


行ったアドバイス
骨盤周りがロックされている状態だったので↓
◾️お尻ふみふみ
◾️骨盤前傾後傾
◾️きらきらの手
◾️足首・mp関節のじんわりストレッチ

症例、事例検索で
足底筋、足底で検査しましたがヒットせず…

よろしければアドバイスいただけないでしょうか🙇‍♀️

回答:小野 瑞季さん
◾️お尻ふみふみ
◾️骨盤前傾後傾
◾️きらきらの手
◾️足首・mp関節のじんわりストレッチ
①上記4つのアドバイスで、踵骨の外側の痛みが殆ど改善したが、翌日歩いた時には痛みが再発したということでしょうか??

②歩く時のどのタイミングの時に、踵骨の外側に痛みが出る形でしょうか??
(着地した時なのかな、と想像していますが確認です!)

➂「足首・mp関節のじんわりストレッチ」とは、どんなストレッチでしょうか??
(地面に足を着けた状態、ご自身で手でサポートしながら、大井さんの徒手など教えていただきたいです!)
大井絹枝さん
ご確認いただきありがとうございます🙇‍♀️
①背景からのお話になるのですが、わたしは治療家ではありません。インディバ ®︎という機器と手技で、施術を行っています。
(インディバ ®︎はトップアスリートの早期回復などに有効なので、小野さんはもしかするとご存知かもしれません。)
施術者次第で無限の使い方ができます。
徒手で痛みが取れたというよりは、
インディバ ®︎の影響で痛みが取れたという方が正確かもしれません。

施術の後、お客様方にシェアという形で一緒に体を動かしています。

なので、体操で痛みが取れたというより
施術で痛みが取れ、
更に現在の身体の状況に必要だと感じた4つのアドバイスをしました。
→翌日歩くとやはり痛い


②黙っていると痛み無し、歩行の時に踵を着地し体重が乗ると痛いです。
登山の前に、
交流会の時に亮司先生に習った、踵ほぐしとMP関節などのストレッチを継続してくれていました。
その後の登山で痛め2週間ほど痛みが続いている状況です。→痛みがあるので踵ほぐしは今は行っていない

③上記の足を着地したまま行うストレッチです。(足首はわたしの判断で追加しました)
※痛みがある方だけ極端に足首が硬い為


引き続きどうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️
小野 瑞季さん
背景から詳細に教えてくださり、ありがとうございます🙇
インディバ ®︎と手技で施術をされていらっしゃるのですね!

ご回答いただいた内容から、下記3つの予測を考えました!
❶踵に体重をかけることを脳がブレーキをかけるために、痛みを出している
❷右脚の股関節が内旋していること
❸足部の不安定性

オススメのワークは、こちらです!
❶に対して、椅子に座った状態で肋骨を動かす意識での『呼吸』
 (肋骨を開いまま呼吸、肋骨を閉じたまま呼吸、側屈しながら呼吸)

❷に対して、『お尻のストレッチ』、『L字ストレッチ』
 (メンバーサイトの「各種まとめサイト」>体芯力ワーク・解説動画まとめサイト>体の巻ワーク)

❸に対して、『足首の体操』、『足首周りの関節』の体操(足根骨のマッピング)
 (メンバーサイトの「各種まとめサイト」>体芯力ワーク・解説動画まとめサイト>1分動画>足のワーク)

もしよかったら、またご様子を教えてください🙏
大井絹枝さん
ご丁寧な回答をありがとうございます。
①肋骨を開いたままの呼吸/閉じたままの呼吸というのは、
▶︎開いたまま→気持ち胸を開くような姿勢を取りながら
▶︎閉じたまま→気持ち屈むようにまるまる
という感じですか?
副交感神経スイッチを入れる目的という理解であっていますでしょうか。

①②
メンバーサイト内で勉強しますね。
サイト内で迷子にならずに辿り着けるご案内🙏🏻心より感謝いたします。
小野 瑞季さん
大井さんの仰る通り、副交感神経にスイッチを入れる目的もあります!

加えて、
「肋骨と横隔膜の最大可動域を広げる」ことも目的にしております!

亮司さんが
肋骨を閉じたままの呼吸だけ側弯症の方にお伝えして
その場で杖無しで歩けるようになった事例もあります。

肋骨と横隔膜の動きが出ることによって、
・痛みの軽減
・バランス感覚の調整
・姿勢保持の安定性向上
などが期待できます。

ですので、「肋骨と横隔膜の最大可動域を広げる」ために
▶開いたまま→背骨を反らしながら、自分の手で肋骨を開くサポートをしながら
       その状態をキープしたまま呼吸を繰り返す
▶︎閉じたまま→背骨を丸めながら、自分の手で肋骨を閉じるサポートをしながら
       その状態をキープしたまま呼吸を繰り返す
のような形をオススメさせていただきます☺
大井絹枝さん
☺️お忙しい中お時間をいただき感謝いたします。
こちらのお客様は側弯症の診断を受けていて、1年程かけて軸が中心に寄ってきたのですが、益々元気な姿を想像できて嬉しくなりました。
講座内で、前屈ができるようになる意味について質問させて頂いた際に、最大可動域のご説明がありました。今回の呼吸法もそういう事か!と思いました。
私自身も是非行ってみたいと思います。
有難うございました。
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