外反母趾は、程度によりますが何かいい体操がありましたらお願いします。(2025/6/3)

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質問者:石田貴子さん


質問です。
亮司先生が、外反母趾は踵の病気と言われていましたが、外反母趾は、程度によりますが何かいい体操がありましたらお願いします。
その方は、左の股関節が痛く、なんとか卓球をしていますが、ずっと立つのもしんどく、逆に足踏みぐらいしているのが楽のようです。
宜しくお願いします。
整体にも一週間に1回は通っているようです。

回答:田代 慎一郎さん
石田さん、
卓球でのラケットの玉突きは、慣れないうちはラケットやボールを見ますが、慣れてくるとラケットを見ずに行う視野の拡大につながります。
また、手の体性感覚と空間を一致させるトレーニングにもなります。特に、台の周りを歩く玉突きは、空間認知を高めると思います。
(*卓球選手がバック前のネット付近の台で手汗をふく動作は空間認知を高める補助動作では?と考えています。)
また、ラケットでボールに順回転を与え続ける「切り玉突き」や、ラケットを立てることでラバーで回転を受け止めることは最高に鋭敏な手と眼の協調作業になります。

ラケット玉突きは慣れてくるとエッジ面(サイドテープ部分)で垂直に持ち上げたりと、かなりの間隔練習につながるので、とても合理的で重要な遊びトレーニングですね。

自分から力を加えるだけではなく、ボールの落下で生まれる力をラケットの板、ラバーのスポンジによる増幅を感じたりと、力の受け止め方・脱力による増幅を感じることもできるので、他の競技でも体験したい繊細な感覚統合トレーニングですね。
*卓球指導は結構勉強したので、細かくなり申し訳ありません。
石田貴子さん
田代さん、有難うございます。
感動です。
こんなに細かく分析しながら説明してもらって、私も球突きをどうやったら上手くいくか、タッチ、感覚がよくなる、表、裏の球打ちで角度の出し方などは説明はしていますが、手と目の感覚を協調作業までは説明していなかったです。
ネット際での汗拭き、空間認知とか考えてなかったです。
それは、いつも疑問でした。
確かに、理由があるはずですよね
やはり、子供達には特に色んな球突きを遊び感覚でしてもらうことが大切ですね
今日も、アカイブで講習会を見ていましたが、こうでなければいけないと、指導をしているとやりがちですが、色んな視点から楽しくやっていきます。
今は、スワイショウ、内旋、外旋
お尻歩き、リズムトレーニング、子供達の知っている音楽をかけたりやっています。また、投稿しますので相談にのってくださいね、感謝です。
小野 瑞季さん
回答遅くなり、ごめんなさい🙇
4期の小野です。

外反母趾と股関節の痛みも、関係性がありそうです!

・踵の刺激
・足根骨(つま先)の刺激
・足首のマッピング
・股関節から内旋と外旋を繰り返して、足裏のアーチを上げたり下げたりすること
を提案させていただきます😌

メンバーサイトの「ワーク・解説動画集」でよかったら見てみてください!

また、メンバーサイトの「症例・事例検索」で「外反母趾」と入れて検索していただくと、複数ヒットしますので、ぜひそちらも参考にされてみてください✨
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