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質問者:矢口裕子さん
①講座を待てす、どうしても急ぎ解決したい場合は、ご指示の情報を明記し、このChatworkで質問させていただきます
②「閾値」ですが、「生体に反応を起こすのに必要な作用の最小の強度」ですので、呼吸法をやると、閾値は「下がる」のではなく、「上がる」=より強い痛みに耐えられる=のではないでしょうか?
また、書かれている呼吸法の効果(の一部?)の理由は、交感神経優位から副交感神経優位に改善されるから、で合っていますでしょうか?
痛みが出そうな負荷がかかりそうな時は、予防的に呼吸法を行う事を試しています
回答:鈴木亮司さん
閾値の件、有難う御座います。
おっしゃる通り閾値が上がり、ペインスケールが下がるという表現が正確ですね。
健常な条件下では、交感神経の一時的な活性化が痛みを抑える場合がある一方、
慢性痛・ストレス・炎症などの病理的な状態では交感神経優位が痛みを感じやすくする主要な因子になりうることが、多くの論文やレビューで示されています。
呼気中心・深くゆっくりした呼吸を行うことで、副交感神経(迷走神経)が活性化し、自律神経のバランスが整います。
この結果として、
• 呼気中では痛みを感じにくくなるフェーズ効果が認められ(呼吸誘導性鎮痛)、
• 慢性痛では痛み全体が軽減する可能性
が、多くの研究・レビューで示唆されています。
呼吸により痛みが軽減されるのは事実あるのですが、エビデンス自体は少しバラつきがある様です。
矢口裕子さん
お忙しい中ありがとうございます
痛みの原因と身体の状態にもよるのですね
インプット→解釈→アウトプット の手持ちを増やす必要がある所以ですね 色々やってみます!
