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質問者:中村啓子さん
8期の中村と申します。
久しぶりの投稿で、流れを邪魔するかもしれません。
本講座の録画分を少しずつ受講させていただき、勉強になると思いつつ、たくさんの情報を整理しきれなくて、本当に遅々とした実践と理解となってしまってます。
自身のことで恐縮ですが、左半身の痛みに長年悩んでいます。
ヨガの三角のポーズで、開いた左脚つま先を左向きに、右脚つま先は正面に向け、正面を向いたまま上半身を左側に傾ける時に、左脚、左臀部に激痛が走ります。
長年、普段ヒールのある靴で、仕事はPCと睨めっこのデスクワーク。座り仕事中は左側に体重がかかっている自覚があります。
長座の姿勢で両足を左右にゆらゆら揺らしたり、膝を軽く立てて両脚を同時に左右に倒すなどすると、脚の裏側だと思うのですが強い痛みがあります。
三日月体操、バックランジ、四つ這いでの背骨の運動、股関節ストレッチなど、いろいろやってみますが、左脚を開く時も右側に交差させる時も痛みがあるため、
伸ばすのが良いのか収縮させるのが効果的なのかわからず闇雲にあれこれやってみてる日々です。
左の腰の後ろ側にも軽い痛みと違和感があり、これまでずっと股関節に由来する痛みなのではと予測してヨガのポーズやストレッチなどいろいろやってみています。
一時的に痛みが緩和したかなと思っても、日常が変わらないので、繰り返されるこの状況を変えたいと思ってます。
たまに投稿して長々とすみません。
何かヒントをいただければ、実践はしますので、ご助言よろしくお願いします。
追記ですが、ご報告をひとつ。
バックランジでお尻の筋肉をストレッチする感覚で、職場でトイレに行っては静かに実践していました。
脚太は変わりませんが、腿の前側や横に張り出していた筋肉が柔らかくなり収まって来てます。
これって、効果なんだと思います。
微妙なので、他人様から見る見た目の変化にまでは至ってませんが。笑
今は慣れてしまって意識することはないのですが、バックランジや座っている時に股関節を前後に動かし緩めることを実践したちょくご、歩幅が大きくなった気がしました。
痛みが無くなれば、痛みに対する恐怖や牽制が低減されもっと実践が楽しくなるだろうになぁと思います。
回答:田代 慎一郎さん
左下半身に股関節にかかわると思われる痛みをお持ちとのこと、ご自身で多様な取り組みお疲れ様です。
・収縮と伸展によるストレッチとスラッキング(ゆるめ)は試されているとのことで、別の視点でのアプローチをお伝えしますね。
具体的な状況を見ていないので、結果として改善しうる可能性を提示します。
脳への刺激で患部以外へのアプローチとなります。
8期の学習段階では、まだ説明がつかない技術を用いることをご了承の上、改善があってもなくても、理屈については後の講座を待たれるとよいかな、と願っております。
●基本の考え
とりあえず、痛みの出る患部(左股関節周辺)にアプローチせず、対応を行う。
*痛みの誘発を防ぎ、神経の過敏な活動を抑え、別系統の改善を図る。
・アプローチ1:ミラー間接
左股関節に対して、右肩を動かすことで神経系のつながりで改善することがあります。
左足に対する様々なストレッチングや、スラッキングを試されているので、同じ内容を右肩・右ひじに試してみてください。小脳の運動回路改善につながり改善する可能性があります。
・アプローチ2:皮膚刺激によるボディマッピング強化
左股関節ではなく、左足指の感覚入力を行うことで左足全体の神経促通がはかられ、動作が円滑になり、痛み誘発が消える可能性があります。
指をさする、自発で指を動かす(円を描く/床の線や模様をなぞる)
足ウラ全体を床につけたまま前後にゆっくり動かす(すり足法)
左足かかとで右すねをこする(ヒールトゥシン:手で誘導する∔手の誘導を外す など)
・アプローチ3:筋肉活動から離れる
●深い呼吸を試す:
ゆっくり吐き、呼吸を止め、ゆっくり吸う。
横隔膜に触れ、吸いやすい姿勢、吐きやすい姿勢を探しながら行う。眼を閉じると効果的。
●眼から刺激を入力
左半身へ介入する右脳へ、眼からの感覚入力を行う。片目をふさぎ、ゆっくり左方向にペンを動かして追尾する。
記述を見る限り、左足に対してはかなり丁寧に対応を試されているので、体芯力で行われる基本的な「患部以外」へのアプローチを提案しました。
また、体芯力体操で、股関節の可動は伴わない手の8の字運動などでも、「え?なんで?」と思うぐらい足の痛みが取れてしまうことがあります。
一度、足の操作から離れて、異なる取り組みをされてみてはどうでしょうか?
中村啓子さん
ご助言ありがとうございます!
患部への直接アプローチではないアプローチは、考えなくはなかったのですが、
どうしたら良いか全くわからなかったので、とてもありがたいご助言です!
キャットカウや8の字運動なら、やり方も理解できている(と思っています)ので、早速やってみます。
ミラー間接や皮膚刺激によるボディマッピングは、理解しているという実感が自分の中に無いので続けられるかどうか自信ありませんが、意識して実践を試みてみます。
すぐにアドバイスいただき、ありがとうございます。
〜追記〜
鈴木亮司先生がいつも説明してくださってますのに、すぐ効果が出るのか出ないのか分かりにくいことは、実践につなげてない自分に気付きました(汗)
○○さん
