質問者:桐木さん
新規パーソナルのお客様についてのご相談です。
55歳 女性 やや肥満
右足→有痛性外脛骨障害(日本人の約3割と診断)
左足→骨挫傷
右足はインソールで改善するように、左足は自然治癒を待つしかないと病院で言われたそうですが、早く違和感や痛みを改善して、外出を増やしたいとのご依頼です。
初めてのケースなので、亮司先生、皆様のご意見をお伺いしたく存じます。 よろしくお願いいたします。
外反母趾、扁平足、過剰回内を併発していませんか?
原因はオーバープロネーションだと思うので、立位姿勢矯正と歩行指導が必要と思います。
※オーバープロネーション(過剰回内)とは…着地したタイミングで踵の骨が内側に倒れこむ度合いが大きい足の状態のこと
わたしが対応するなら、二軸屈曲歩行を指導します。
その中で動きが悪い動作があると思いますので、アイソレーションやミラーパターン、お尻歩きなどで動作改善しながら歩行を改善をしていくがよいのではないでしょうか。
インソールはスーパーフィート またはマジックジャンパーが良いと思います。

外反母趾、扁平足、開帳足、モートン神経腫、有痛性外脛骨もみんな対応は一緒です。
オーバープロネーションが原因です。
沢山のアドバイスをありがとうございます。
大変勉強になります。
外反母趾扁平足、過剰回内の併発については、ご本人に明日直接聞いてみます。(メールでの事前やりとりでのご予約でしたので)
二軸屈曲歩行の指導を行い、動きの悪い動作をチェックしてみますね。
その上で、動作改善に繋げる動きを色々入れていきながら、歩行を改善していただけるようにしていきます。
インソールの情報もありがとうございました!
お客様にお伝えさせていただきます。
初めてのパターンのお客様なので、正直不安だったのですが、大角地さんにアドバイスいただき、自分の頭の中で、流れを組み立てる事が出来ました!
本当にありがとうございます😊
また結果をご報告させていただきます!
お客様に外反母趾ですが?扁平足ですか? と聞いても、わからないこともあると思います。
ご自分ではそんなことはないと思っていると思うので、 指導側が見て判断した方が、説得力があります。
診断はできませんが、状態を伝える事は可能ですし、ドクターにしても専門家でなければほとんどわからないと思います。
足の解剖学や疾患、メカニズムを事前に学習しておくと良いと思います。
仰る通り、ご自身では自覚がない方がほとんどですよね…。
現在の状態をこちらで判断してきちんとお伝えした上で、運動の継続に前向きになっていただき、改善できるようにしっかり準備をしてから対応したいと思います。
(以下セッション後)
お客様はやはり静止状態、動作状態、どちらも過剰回内でした。
両足ともに、扁平足でしたが、ご本人の自覚はやはりなかったです
ご本人に現在の状態をお伝えし、カウンセリングの後に残り時間で歩行や姿勢矯正など動いてもらったのですが、バランスや安定感の変化をかなり実感していただき、継続してレッスンする事になりました。
大角地さんに的確なアドバイスをいただき、落ち着いてセッションする事が出来ました!
本当にありがとうございます!
良かったですね!
痛みに関しては正しく歩けば痛みはほとんど消えるはずです。
