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質問者：小路さん
右膝（右内側と前）に痛みのある方を施術することになったのですが、体心力で膝に効く体操があったら、ご自宅のセルフケアとしてお伝えしてあげたいので、教えて頂けると有難いです。
アドバイス宜しくお願い致します🙇♀️
回答：久場さん
アプローチの提案
①足底の感覚入力や足趾の分離運動
（動画が靴下＋スリッパなので評価できない部分がありますが）
動画を見ても、生活の中で靴下やスリッパを履くのがこの方の日常ではあると思いますが、靴下を履くと足底の感覚刺激が20%減るという研究もあるみたいなので、はだしでの感覚入力は必要だと思います。
②脊柱の動きを評価・判定する
脊柱の湾曲が衝撃吸収の役割があるので、体芯力での背骨ワークで膝痛がどうなるかを検証してみたいです。
③菱形体操で上半身の軸を確認する
上半身質量中心が常に左にあるのが気になりました。軸がずっと左側にあるような感じですね。
ただ、痛みがあるから逃避性なのか、そもそも動きがわるいのか、菱形体操なので確認して評価しワークして効果判定を確認したいと思いました。
④呼吸でアプローチ
自分の経験で、施術では変化がない方(徒手で触ると痛みで緊張が上がるため困難)に呼吸指導を行いました。
回答：亮司さん
膝の痛みに関しては、足裏の感覚を良くすることで痛みが緩和することが期待できそうです。 また膝の痛みは前庭覚の働きが影響が大きいので、久場さんと同様の意見で脊椎の動き（特に側屈動作）を見てみるのも良いかと思います。
足裏・足関節に感覚を入れる実技動画です。
回答：大角地さん
左足は外旋位に対し、右は爪先がまっすぐで膝は内に向いているように見えます。
右足を外旋位外旋させながら歩行したら、痛みの軽減や歩きやすさが出るかもしれません。
動作を見たり評価する場合は膝の向きや爪先の向き、背骨や姿勢を見たいので、それらが評価しやすい状態を作ってから撮影されると自分自身もですが他の方も観察・評価がしやすいと思います。
今回撮影された動画だとそれがわかりにくいので、上記の点がわかりやすい動画撮影が良かったかなと思いました。
わかりやすい動画を撮る方法
対象者の服装
・靴下を脱ぎ、膝をめくる
・上半身を薄着にする
撮影の方法
・歩く前の立ち姿勢（正面、横）
・歩行時の姿勢（正面・横）
