背中を膨らませる呼吸で腰が痛くなりますが、続けても大丈夫ですか?(2024/2/4)

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質問者:藤本恵美さん

うつ伏せ寝の状態で肋骨を意識して、背中を膨らませるような呼吸をしてみたところ、腰の左の骨の辺りが痛いのですがこのまま続けてもよろしいのでしょうか。

(出産時に尾てい骨を骨折してそれから這いながらの育児が始まり杖なしで立てる頃には抱っこしなきゃいけなくなったのでそれもあってか腰や尾てい骨周りがいまだに痛くて左の足の付け根と太もも、股関節が毎日痛い状態です)

回答:鈴木亮司
返信遅くなって申し訳ありません!

痛みがある時は
基本的にその動作は避けてください。

動作→痛み

このパターンが繰り返されると、その流れの神経回路が発達してしまうので、痛みが出ない可動域の範囲で行う、別の方法で代用するなどしてみてください。

うつ伏せ寝の代用として椅子に座って背中を丸めて行う(机に突っ伏して寝るなど)などが良いと思います!

過去に痛めた部位が痛む(構造的には治っているのに)のは、その部位の神経回路がダメージを受けているので、その部分の回路を再構築していく必要があります。

・触って患部に痛みがない場合

直接その部位を摩る、バイブレーションなど何かしらの感覚刺激を与えてマッピングを構築する

・触って患部に痛みがある場合

尾骨、股関節の場合、

尾骨→顎
股関節→肩関節

を動かす様にしてみてください。
(脳神経の構造上で繋がりがあります)

この動きで患部の痛みが、緩和することが期待できます。
藤本恵美さん
回答ありがとうございます。初めて言われる内容ばかりで、目から鱗の内容でした!

この
『過去に痛めた部位が痛む』でない場合はまた考え方が変わりますか?

出産の時は尾てい骨を折ってその周辺も今も痛いのですが、今1番痛いのは左の足の付け根の側面で、それが臼蓋形成不全からきてるものか、出産の時骨折していて這いながらの育児が始まりだんだんと杖になり、立てるようになった頃には子どもが抱っこしないといけない年齢になっていたので、その時に無理していたから痛みがあるのか、はたまた、それらとは全く関係がなく普段の体の使い方からくるものなのか、痛みの原因が自分ではわかりません。

病院で骨のレントゲンを去年冬に撮りましたが、腰の骨を撮影し、ヘルニアなどはないと言われました。股関節は撮影せずで、結局はリハビリするだけでやることは同じなのでMRIも取らなくていいと言われました。

もし、これが"過去の痛みでない場合"も考え方は同じでしょうか。

あと、

尾骨→顎とありますが、顎関節症もあり顎を動かすとカクカク音がしたり少し痛みがありますが、こちらもそれでも動かしていいものでしょうか?
鈴木亮司
痛みに関しては、痛みに関しては過去でも現在でも扱いはそれほど変わりません。

ただ、やはり問題はどこからが原因なのかを探し当てること。
1箇所1箇所に対応していると結局は改善につながらないことがほとんどで
多くの原因は前庭覚や目のことが多いです。

顎に関しては昨日アップされたばかりの7期本講座の序盤で顔面神経(三叉神経)、後半の方で前庭覚の対処法を実技で行っていて、間もなくサイトにアップされますので、少しお待ちください。
藤本恵美さん
了解です。
ただ、はぼ毎日寝つけない左足の外側の股関節辺りから膝の上あたりまでの太ももの外側が痛いので、辛いので何かすぐにできることはありますでしょうか。痛くて寝つけないのは何年も続いていてかけこみ寺のように体芯力に入りました🥲
かなり、日中も激痛のことがありますが、何かすぐできる手立てはありますでしょうか。朝起きた時も必ずくらい相当その部位と左足首が痛いです。
鈴木亮司
ちょうどその部分の痛みや張りがある場合の対処としての神経アプローチが7期のアーカイブにあるはずなのですが見つけられず😓

端的ではありますが、こちらの種目がその部位の対処法にあたります。

外側大腿皮神経
スラッキング
https://youtube.com/shorts/o4u8hWu7nRY?si=iJIb5rEyUhUIdYTF
藤本恵美さん
ありがとうございます。試してみます!
藤本恵美さん
これをやってみましたが、痛みはないもののあまり変化がわからず。ただ気づいたことがあります!
2/8(土)の骨盤を動かすことを椅子に座ってやってみると、骨盤を後傾する時はどこも痛くないのですが、前傾させると腰の仙骨の左辺りがかなり痛いです。何か原因をつきとめる鍵になるでしょうか。
鈴木亮司
なるほど、骨盤の前傾ですが、四つ這いの状態で骨盤の前傾の場合に痛みは出ますか?
出た場合、痛みは椅子に座って行う時と違いはありますか?
体制が変化しても痛みが出る場合、筋へのアプローチを考えます。この場合、痛みが長期間になった場合
マッピングが弱くなっている可能性があるので筋肉にアプローチをかけてマッピングの再構築の必要が
あることがあります。
もし体制を変えて痛みが大きく変化する場合、前庭覚の疑いが高くなります!
前庭のトレーニング方法が昨日7期のサイトにアップされた第8回本講座の後半で紹介しています。
藤本恵美さん
ご返信ありがとうございます。四つん這いで、骨盤を前傾、後傾する場合、後傾もやや痛く、前傾に関しては座ってる状態よりかなり痛くて激痛に近いです。
この場合、ご返信いただいた前庭覚の疑いが高いですか?7期のサイトの第8回講座みてみます。
鈴木亮司
そうですね、インナーユニットの稼働と前庭覚の双方の視点から見ていくと良いかもしれません!
藤本恵美さん
自分では前庭覚とかインナーユニットとかよくわからないので、7期の第8回をみて気長に学んでいきます!
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